この度、3度目の採卵で無事妊娠できました。

私はPCOSという診断はされませんでしたが、血液検査の結果は
PCOS気味の数値が出てました。

一般的に血液検査の数値がFSH＞LHとなるのが普通のようです。
私は、主さんよりもLHもFSHの値も低かったですが
やはりFSH＜LHでした。

どうしても、FSHよりLHの数値の方が高くなると卵の質があまりよくないとされています。

私の場合は、D3より5日間ﾌｫﾘｽﾁﾑという純FSHの注射を打ちました。
HMGにはLHが含まれているため卵胞が小さいころは
LHを抑えてFSHの注射を打つことが多いようです。

1度目・2度目の採卵は低刺激周期だったのですが
卵の質はｸﾞﾚｰﾄﾞ3～4の間のものしか出来ませんでした。

3度目に刺激周期にかえて、ﾌｫﾘｽﾁﾑを使用したところ
7個の成熟卵が7個とも受精し7個とも分割してくれました。

G3の初期胚を戻して妊娠することができました。
残り4つの胚は凍結してあります。

先生によって誘発方法も違うとは思いますが、
LHの方が高かった私にはﾌｫﾘｽﾁﾑという注射が効いてくれたようです。

色々な誘発方法があるので、先生と相談して試されてはどうでしょうか？

2010.8.9 23:10 29

私もLH>FSHのPCOS気味といわれました。生理周期も長めでなかなか排卵しません。私ははじめに１年ほど自然周期のクリニックに通い、セロフェンやフェマーラの低刺激で治療をはじめました。しかしなかなか良い卵がとれませんでした。ちびこさんがおっしゃっているように、LHが高いと良い卵ができません。LHホルモンが卵胞刺激ホルモンのFSHが抑えてしまい、その結果FSHがE2に作用せず、卵子の成熟がなされないからです。その結果、たくさん卵胞はあってもひとつが大きく育たず排卵できないということになります。普通はLHとFSHの比は１対２で、FSHがLHの２倍ないと卵胞が育っていかないのだそうです。

自然周期のクリニックでは、自分がもっているFSHを引き出すために、LHを一時的に抑えるフェマーラ（乳がんの薬）を処方され様子をみます。クリニックにもよりますが、基本的に自然周期のクリニックは注射をすることは嫌いなので、FSH製剤の注射はほとんどやらないと思います。もともとフェマーラは乳がんの薬で、不妊治療用のものではないので、薬の効果が安定していません。注射が嫌いなので代替的にそれを使っているようです。そのため周期によって薬が効いて良いときと悪いときがあるので、結果はあくまで自分の体次第で、ビッグウェーブがくるのを待つ治療なので、時間がかかります。

一方刺激のクリニックでは、早い段階からLHを抑え、FSHの注射をしてホルモンを投入し、LHとFSHを１体２の割合になるように調整していきます。そのため卵胞が複数個育ちます。PCOSは低刺激すぎると卵胞がまったく育たず、育って卵をとっても変性卵ばかりで、良い卵（成熟卵）ができないといわれています。しかしちょっとでも強い刺激をしすぎると卵胞がたくさんできて卵巣がはれるOHSSという症状になるので、誘発方法は先生の腕次第というところがあります。

しかし私は転院先の先生から、PCOSの人は多少のOHSS覚悟で強気で誘発していかないと卵がとれないといわれました。
私は自然のクリニックに一年以上通い結果がでませんでしたが、刺激に転院したら一回の採卵と移植でサクっと妊娠できました。そんなことなら自然に通わなければよかったと思いました。採卵や移植のキャンセルもやたらと多いですしね。

クリニックによってやり方とか方針が全然違うので、よくご検討されたほうがいいです。そうじゃないと時間とお金ばかりがとんでいきます。自然は低刺激で体に優しく、クリーんなイメージがありますが、まだ若くて卵がとれるうちは、何も採卵数の少ない低刺激のクリニックに通わなくてもいいんじゃないかと思います。卵がとれないと確率も悪いですしね。

2010.8.10 10:09 31