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子供の視力低下、どのように予防すべき?

コラム 子育て・教育

子供の視力低下、どのように予防すべき?

子供の視力低下、どのように予防すべき?

2015.7.14

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最近は小さいうちから眼鏡をかける子供も珍しくなく、子供の視力について心配するママも多いのではないでしょうか。何才ごろに視力は安定するのか、よい視力を保つためにできることを看護師さんたちからアドバイスいただきました。


 


子供の視力についての相談:「子供の視力低下を予防するために注意すべきことは?」



子供の就学時健診で視力が0.7と言われ、眼科受診などは勧められませんでしたが、子供の視力というのは不安定だということを聞きました。子供の視力が安定するのは、いつ頃なのでしょうか。また、私も主人もとても視力が悪いので遺伝が心配です。暗がりで本を読まない、テレビから十分に離れるなど気をつけていますが、視力を落とさないために他にできることがあれば教えてください。(30代・女性)



一般的には6才程度で視力が安定


一般的に子供の視力が安定するのは6才頃のようですが、状況によっては簡単に視力が低下してしまうこともあります。また遺伝の要素も大きいため、両親とも眼が悪い場合は子供も眼が悪くなる可能性が高いようです。



子供の視力は、子供の視力は一般的に3才で0.3、5~6才で1.0前後と大人と同程度までに達すると言われていますが安定せず不安定なため、目を酷使したり良くない状況で目を使っていると視力は簡単に低下します。(眼科看護師)




視力に関しては遺伝の要因も大きく、その理由は目の形が遺伝子によって決まるためです。ご両親とも目が悪いということは、お子様も同じ目の形を受け継ぐ可能性が高くなり、目の形によってピントを結ぶ位置がずれてしまうとはっきりと見えないということになります。(眼科看護師)



原因によっては訓練しだいで回復も


眼が悪いといっても近視や乱視など色々とあり、原因によっては訓練しだいで視力が回復することもあります。ピントを合わせる眼の筋肉を鍛えるためには、同じ所をずっと見ているゲームなどよりも外遊びをたくさんするとよいでしょう。



視力が低いことが近視なのか弱視や乱視が原因なのか、他に眼の疾患があるのかなど原因をはっきりさせることで対策も違ってきます。近視の場合は、遠くを見たり眼を休ませたり眼の訓練をすることで回復が見込まれますが、弱視や乱視の場合は、視力が発達しないと考えられるため眼鏡による視力矯正が行われます。早期治療が望ましいので、気になるようなら眼科を受診してください。(産科看護師)




近視の場合は成長と共に症状が進むため、年齢が上がるにつれ視力が低下する傾向にありますが、遠視の場合は成長と共に症状が軽減されるため視力がよくなっていきます。(眼科看護師)




テレビは離れて観る、暗い所で本を読まないなどの他に、テレビゲームは一日60分までとし途中に数回休憩を挟むようにしましょう。眼の水晶体は近くを見る時は厚く、遠くを見る時は薄くなるという仕組みで、これは毛様体筋という筋肉の働きによるものです。外で遊ぶことで毛様体筋の訓練になり、また血行がよくなることも眼の機能を支援するため、眼のためには外で身体を動かして遊ぶとよいです。(眼科看護師)



だいたい6才頃に視力は安定するのですが、環境次第で簡単に視力は低下してしまうようです。テレビやゲームは控えめにしてできるだけ外遊びを心がけ、心配なことがあれば早めに眼科で相談しましょう。






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