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腹腔鏡検査

専門医Q&A 女性の健康

腹腔鏡検査

「長い間タイミング法で治療してまいりましたが、なかなか結果がでないので、腹腔鏡検査を受けるか、ステップアップして治療をするべきか悩んでおります。」

2012.12.3

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minidai5さん(34歳)


2009年11月に帝王切開で長男を出産し、現在二人目不妊治療をしてます。
卵管造影検査、フーナーテスト、精液検査をし、問題なしでした。しかし、AMHが7.1と低く、ステップアップを勧められました。その際、ピックアップ障害についても医師より教えて頂き、腹腔鏡検査について知りました。
長い間タイミング法で治療してまいりましたが、なかなか結果がでないので、腹腔鏡検査を受けるか、ステップアップして治療をするべきか悩んでおります。
よろしければ、アドバイスを宜しくお願い致します。




お話を伺った先生のご紹介

生田克夫 先生 (いくたウィメンズクリニック)


履歴
昭和51年 名古屋市立大学医学部卒業
平成 3年 名古屋市立大学産科婦人科学教室講師
平成 7年 名古屋市立大学病院分娩部助教授
平成10年 名古屋市立大学産科婦人科学教室助教授
平成12年 名古屋市立大学看護学部教授
平成15年 退職。 看護学部・大学院非常勤講師
資格
日本産科婦人科学会専門医
生殖医療専門医
医 学 博 士
所属学会
日本産科婦人科学会会員
日本生殖医学会(評議員)
日本受精着床学会(評議員)
日本産科婦人科内視鏡学会(評議員)
日本哺乳動物卵子学会会員
日本内分泌学会会員
日本母性衛生学会会員
米国不妊学会会員
欧州ヒト生殖学会会員
専門分野
生殖生理(妊娠に関する生理的な事柄)
生殖内分泌(月経周期のホルモン環境)
不妊治療


≫ いくたウィメンズクリニック




腹腔鏡検査は原因不明不妊症で行ってみる方法ではありますが、今までがタイミング治療のみならば、もう少し通常治療を行ってみても良いかと思います。
入院して全身麻酔をしてという負担を考えると行ってもあまり以上は見いだされない可能性があります。
積極的に行ってみるのがよい場合は子宮内膜症がある場合、クラミジアの抗体検査で陽性の場合です。
これらの場合には腹腔内に卵管の動きを制限する癒着が存在している可能性が高いからです。
卵管のピックアップ障害による不妊の頻度は確かに多いのですが、上記のような異常に基づくピックアップ障害よりも、腹腔鏡検査では異常がないけれども実際に排卵時期の卵管の動きが悪く卵巣から排出されてきた卵子を拾えない、というような方達の方が多いのです。





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