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妊活と睡眠の深~い関係!良質な睡眠で妊娠しやすい身体に

まとめ 妊活

妊活と睡眠の深~い関係!良質な睡眠で妊娠しやすい身体に

良い睡眠をとると、卵子の質が上がり妊娠しやすくなるといわれています。また、睡眠障害は多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)を引き起こす原因にもなります。今回は、「不眠」と「不妊」の関係をまとめました。

2019.2.7

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良い睡眠をとると、卵子の質が上がり妊娠しやすくなるといわれています。また、睡眠障害は多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)を引き起こす原因にもなります。今回は、「不眠」と「不妊」の関係をまとめました。


生活リズムの乱れは不妊につながるの?


卵巣機能低下など不妊につながる睡眠不足生活養生のなかでも睡眠がいちばん大切です。


生活リズムの乱れが不妊につながるかどうか悩んでいらっしゃるKuさんにアドバイスします。まず、腎・生殖器が働いてホルモンをつくる時間帯は夜10時から午前2時の間といわれています。この時間帯に眠っている時間が多いほど、ホルモンをつくり、精を補うことができます。


ホルモンがつくられるといわれる夜10時から午前2時の時間帯に眠っている時間をなるべく多くすること。



" 生活の養生のなかで睡眠がいちばん大切だと思います。睡眠のリズムを整えて、ぐっすり眠ってください。"


不眠気味で午前中は寝ていることが多い。生活リズムの乱れは不妊につながるの?



寝だめもOK。睡眠時間を確保して妊娠力を高めて


女性の場合、美容のためにもそれくらいはしっかり眠りたいものですが、実は統計的には男性より女性のほうが「眠れない」と感じる人が多いというデータがあります。妊娠初期には日中に眠気を感じていたのに、妊娠中期から後期にかけては眠れなくなったり、産後の育児で睡眠のペースが乱れたり……。ホルモンのバランスが変わる月経前や更年期にも睡眠に障害を来すことがあります。


では、睡眠を十分にとれていないと、どのような弊害が出るのでしょうか。睡眠時間が週40時間を切ってくると、仕事や家事に集中できないなど日中のパフォーマンスが下がることはもちろん、妊活中の人は妊娠にも間接的に良くない影響が出る可能性があります。


睡眠には“メラトニン”というホルモンが深くかかわっており、このホルモンは夜になって暗くなると脳から分泌されて、体に「眠りなさい」と信号を送り、朝になって明るくなるとその分泌が止まるんですね。



"週49時間を目標に不足分は昼寝や寝だめで補ってもOK"


良い睡眠をとると妊娠力が上がるってホント?



漢方と生活養生で卵巣機能低下を改善


不妊に関しては「腎」の働きが大きく関わると言えます。不妊症の方は「腎虚」という「腎」の働きが思わしくない状態になっています。もちろん、卵巣機能低下も「腎虚」と言えます。


それに加えて、卵巣機能低下の方は、胃腸の状態が悪い方が少なくありません。胃腸が弱いと月経血が充分作られないため、月経不順や不妊の原因となります。このような症状には漢方の「健脾(けんぴ)薬」を服用します。



"食事と睡眠も卵巣機能低下の方は気をつけましょう。食事は甘いもの、冷たいもの、油っぽいものは控えます。卵巣に影響する女性ホルモンは夜作られるので、睡眠もたっぷりとりましょう。"


漢方の補腎薬と生活養生で 卵巣機能低下を改善



多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と睡眠の関係


東洋医学的に多嚢胞性卵巣症候群(PCOS) になりやすい体質の方は、生殖機能と密接な関係のある腎気が弱っている「腎虚」、消化機能が低下をしている「脾胃虚」、貧血やめまいがある「血虚」、月経痛がつらく肌荒れがある「瘀血」、不安感や不眠、イライラ感の強い「気滞」があると考えます。


不妊症の方は基本的に「腎虚」体質が多いので、まずは腎気を補うことが大切です。


腎気を戻すためには食事は豆類を積極的に摂ることです。


また、睡眠も大切です。育児で睡眠時間を確保するのは難しいと思いますが、夜の寝不足は30分くらいの昼寝でカバーしましょう。



"温経湯は不妊治療でよく使用される漢方薬で、経絡を温める効果があります。"


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