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もうすぐ節分の日!豆の栄養素について

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もうすぐ節分の日!豆の栄養素について

2月3日は節分の日。「鬼は外、福は内」と言い、豆まきを行うのは定番の行事です。なぜ豆をまくのでしょうか。豆が持つ栄養素とは。

2020.2.1

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節分と豆まき


節分とは季節の節目である「立春、立夏、立秋、立冬の前日」のことをいい、実は年に4回もあります。旧暦では新しい年は春から始まるとされており、特に立春の前日の節分が重要視され、今日ではこの日が節分の日を指すようになりました。季節の節目、いわゆる分かれ目は、古来から邪気が入りやすいといわれ、節分の日に行う、豆まきも邪気を祓う行事となっています。

豆まきは、「鬼は外、福は内」と大きな声で唱えながら家の外と内に豆をまく行事です。なぜ、ここで鬼が登場するのでしょうか。古来より鬼は邪気や厄の象徴であるとされ、災害、病、飢饉などの出来事は鬼の仕業と考えられてきました。人々は鬼を追い払うためにはどうしたらいいかを考えました。結果、豆が「魔滅」、豆を煎ることで「魔の目を射る」ことに通じることから、煎った大豆を使い鬼を追い払う行事が生み出されました。

参考:日々是活き生きー暮らし歳時記 節分


大豆がもつ栄養素


大豆は、弥生時代にはすでに食されていたほど、日本人にとって馴染みの深い豆。調味料である、味噌や醤油も大豆からできており、大豆は日本人の食事には欠かせない存在、スーパーフードといっても過言ではありません。

大豆の〝大”は「偉大」「大いなる」の意味。大豆は「畑の肉」といわれるほど、栄養が豊富です。大豆100gの栄養成分のうち、約33%がタンパク質で、しかも、必須アミノ酸がバランスよく含まれた良質なものです。タンパク質は血液や筋肉をつくると同時に酵素など生命維持に欠かせない成分となります。

大豆はタンパク質が注目されがちですが、他にも見逃せない栄養素が多くあります。便秘を解消してくれる、食物繊維などのほか、カリウムやマグネシウム、鉄分といったミネラル、美肌の効果も期待されるビタミンE、妊活中に必須である葉酸を含むビタミンB群。

大豆には大豆イソフラボンが豊富に含まれています。女性ホルモンのエストロゲンに似た作用を持ち、更年期障害や乳がんなど、女性疾患に対する強い味方になってくれます。

【大豆】栄養が豊富でいろいろなおいしさを生み出す


いかがでしたか?

新しい季節を迎えるにあたり、邪気を払うために行われる、豆まき。

使われるのは大豆だけでなく、東北地方では雪の中でも見つけやすいように落花生をまくことも。

大豆は栄養が豊富なので、節分の日だけでなく、日頃の食生活にも取り入れてみてはいかがでしょうか。


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