【大学生から見た不妊治療 3】基礎体温のキソ知識
まとめ 妊活
【大学生から見た不妊治療 3】基礎体温のキソ知識
大学生から見た不妊治療、第三弾です。今回は基礎体温に関するコラムを女子大生2人が読みました!それぞれの感想をお届けします。
ジネコユーザーの意見を伺うと「若いころに知識が欲しかった」という声が多数寄せられます。
ジネコでは、今年から女子大生をインターンに迎え入れています。
そこで、女子大生の皆さんにジネコの不妊治療コラムを読んでもらって感想を伺うことにしました。
第3回は「基礎体温」についてです。
排卵のバイオリズムを自分で知ることができる
今回読んでもらったのは、とくおかレディースクリニックの徳岡晋先生による「基礎体温のキソ知識 ~基礎体温でカラダをみつめよう~」のコラムです。
読んでもらったコラムはこちら。
女性の体温は風邪などの発熱時や極度にストレスを受けている時などを除き、だいたい0.3~0.5度の間で周期的に変動しています。
この微妙な変化をとらえるのが基礎体温。月経の1周期を測って数値をグラフ化すると、正常な場合、高温期と低温期の二相に分かれます。この変動はただの体温変化ではなく、実は妊娠に関わるさまざまなサインが示されているんですね。
基礎体温からわかること
●自分で排卵のバイオリズムを確認できる数少ない方法
●低温期・高温期の状態で排卵やホルモンの異常がわかる
●排卵のタイミングの予測や検査時期を決める目安に
●ARTでは胚移植後のホルモン補充に役立つことも
"「昨日は何度で、今日は何度だった」と細かく数字を気にする方がいますが、私たち医師が一番知りたいのは、体温がちゃんと二相に分かれているかどうかということ。"
体の異常を見抜くサイン~おきゅうちゃん(20歳)~
基礎体温、毎日計ったほうが良いとはよく聞きますが、面倒になってしまったりうっかり忘れてしまったりして、なかなか継続できません。そもそも、基礎体温を測ることのメリットや、そのメカニズムをよくわかっていないところがありました。
細かい数字を毎日記録するのではなく、体温が二相に分かれているかどうかだけしっかり確認すればよいということなので、ずぼらな私でもこれなら続けられそうだと思いました。自分の高温期と低温期の平熱を頭に入れ、大きな差異がないか確認するだけなら、ストレスにならないなと思いました。
もし体の不調があって病院に行ったときに、治療をスムーズにするためにも基礎体温は重要になってくることもわかりました。
自分では気づかない体の異常を、手っ取り早く簡単に見抜くサインが基礎体温であり、将来妊娠を望んだ時にも必ず助けとなるバロメーターなので、今から測るくせをつけておきたいです。
神経質にならずに、気楽に毎日続けていきたいなと思いました。
手軽に購入できるキッカケが欲しい~まる(20歳)~
基礎体温を測ることは大切であるということは知っていましたが、実際にどのような仕組みになっていて計測すべきなのかを詳しくは知りませんでした。
仕組みを詳しく知れたことも大きいですが、「最も参考にすべきは二相性かどうか」ということには驚きました。
いったん計測を忘れてしまったりするとなあなあになってしまいがちなタイプなのですが、かえってストレスになってしまわないよう気楽にとらえることも大事だと思いました。二相性かどうかに重きをおいて計測をしたいと思います。
また、生理が定期的に来ていても、体温が平均より低いかどうかは実際に計測してみないとわかりません。したがって、自分の身体の状況を知るためにはやはり基礎体温の計測は大事なのだとわかりました。
このように、重要性があり、比較的安価。かつ、ネットでも手軽に買える基礎体温計ですが、面倒に感じてしまう気持ちが勝ってしまい、ついつい購入を後回してしまっていました。
安くて記録管理や計測が楽な基礎体温計があったらいいなと思います。また、迷わず購入できるようなキッカケやタイミング、最もスタンダードな基礎体温計がわかればな、と思いました。