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傲慢だった父に優しくできません(長文です)

2010.9.10 15:47    0 6

質問者: はるこさん(35歳)

先日、初めて「他者への旦那の偉そうな態度」というスレを立たせて頂きました。
その時に色々な方のご意見を拝見させて頂き、自分のモヤモヤしたものがとても楽になりました。とてもありがたかったです。

その時、私の中でもう一つ、ずっと抱えている悩みがあり、そのレスの中でも同じような事情の方達もいて、是非、色々な方の意見を聞いてみたくて、改めてスレを立てさせて貰いました。

長文になり、そして不愉快な表現、内容があると思うので、ご了承の上読んで頂くと嬉しいです。(読みづらいまとまりのない文章になるかも知れません)

内容はタイトル通りです。
私は3人姉妹の末っ子で、一代である程度事業を成功させた父の元、不自由のない生活をしてきました。

父には、45の時に出来た子供だったので、とくに可愛がられたと思います。
出張に行けば中学までは大きなぬいぐるみや高価なお人形。
海外に行けば子供には不釣り合いな、訳の分からない調度品や香水。
呑みに行って遅くなれば、深夜に高いお寿司のお土産。
頼んだわけでもなく、全く興味がないものでも、貰えば喜ばなければと嬉しい顔で貰いました。
お客さんが来れば私とお土産を出してきて「何か買ってこないとこの娘は喜ばないんだよ」と、どれだけ金額がかかったかとかをお客さんに延々と自慢します。
単なる自己満足だけに、娘を利用しているんじゃないか・・・?!年頃になると、そう思えてきて仕方がありませんでした。(勿論、娘が喜ぶから・・・というのは嘘ではないと思いますが)

車で一方通行に間違えて進入した父が、パトカーに止められた時は「おいこら!この車(外車)を見て見ろ!誰に文句つけてるんだ!」と恫喝。
一緒に乗っている小学生だった私は恥ずかしくて恥ずかしくて、その後謝ったお巡りさんに(悪くてと言うより、多分面倒な男に関わってしまった、という感じで穏便にしてくれたのだと思う)「俺は●●(警察の偉い人)と知り合いだ!」・・・とまで・・・
父は多分、「おまわりを言いくるめて強いだろう」ぐらいに娘に思ったかも知れません。
でも、小学生の私にはすでに思えませんでした。

アジア地区に旅行に行った時、普段だってしないのに、わざと現地の店員や住民の前で札束をみせるようにし、「ここの人間にはこれは一生かかってもこれほど稼げないだろう」と優越感に浸り、「防犯の為にもそういう事しちゃいけない、それにあまりにも失礼だ」と注意すると、怒って私にくってかかった事もあります。
まあ、この件に関しては、父のような人間は現地の人の良いカモになったと思います。本人は気がついていませんでしたが・・・残酷にもその時は自業自得だとしか思えませんでした。

反対に、東京などの大都市に行くと、とたんに小さく控えめになるのです。そういう時は、少し可哀想に思ったりするのですが、でも、普段の生活になれば忘れます。


毎週末家にお客を呼び、普段でもそうなのに、飲むと余計威張り、自分がどれだけ偉いかと部下達に延々に話(ヨイショする人がいたらいつまでも)、お客を置いてさっさと寝て、あとは知らんぷり。

権力を振りかざす割に、実はそれほど権力を持っている訳ではありません。虚勢を張っているのは子供の目から見てもわかり、それはとても、尊敬出来るものではありませんでした。

色んな事の尻ぬぐいを、自分の弟や母がしてくれている事にも感謝もせず・・・・そう、その母も、結局はそういった父の行動には注意する訳ではなかったのです。
良くない事、というのは、よく私たち娘に愚痴っていましたが、結局は「言っても治らない」で、私が年頃になり、そういった父の言動を咎めると逆に母に「育てて貰ってそんな口を聞くなんて」と言われる始末でした。

そんな感じだったので、10代前半の私と父の関係は最悪でした。
きっかけは、やはり父の言葉で、その時も誰かに自慢話をしていて、近くにいた私はとても不機嫌で、そんな顔を見た父が、お客様に「なんだかんだって、こいつはなんか買ってもらったら機嫌良くなるんだから」と言った言葉です。


私は可愛がってもらったと思います。
でも、私が欲しい愛情とは違うものです。いったい父にとって私は何なの?ものを貰って、ニコニコしてれば可愛いの?いったいこの人は何なのよ??と。

思い出せばまだまだありますが、ここまでにします。
色々長々と書いたのは、自分が父を心から好きになれない理由を知って貰いたかったからです。

姉、2人は遠くに嫁いでいます。
2人は、「父はそんな人だから、今更言っても治らないのよ、気にしちゃ駄目」という考えです。
大人だな・・・と思います。思うけど、私には出来ません。

そして今、高齢という事と、持病の治らない病気から、ほぼ、寝たきり状態です。
母が全てを見ています。(介護士さんが時々来ます)
私は近くに嫁いだので、助けてあげなければいけません。
父は相変わらずワガママばかりです。「病気のせいでやりたい事も出来ない」と、始め病気が酷くない時から、引きこもりがちになり(理由は、年と共に、自分が偉そうにしていても、立ててくれる人がいなくなってきた事もあると思います)家の中で母を相手に偉そうにしています。
誰か来ても病気の自慢話ばかりで、弟以外誰も来てくれません。
はじめは自分で出来た事も、病人扱いしなければ怒り出すので、母が全てやっている間に本当に病気が悪化しました。

正直、あまり長くないと思います。
いなくなったら、悲しいし、泣いて子供の頃の良い思い出に涙も止まらないだろう・・・と、思います。


なのに、優しくできないのです。
話しかけたくないし、近くにいるのに顔も見たくない。
でも、母一人大変な思いをさせる訳にはいかないので、母に出来ない、私に出来るフォローはしてきています。
でもそれ以外は無理です。

絶対自分で死ぬほど後悔するだろうと思うのに、優しくできません。そんな自分が嫌なのに、どうやって気持ちを変えていけばよいか分からないのです。
毎日毎日、同じジレンマの繰り返しなのです。

どうかこんな気持ちを変える助言をどうかお願いします。

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回答一覧

子供は親を選んで生まれることはできません。

お父様をお姉様達のように客観的に見れないのは、あなたの性格です。仕方がないと思います。

普通だったら、あなたのような小さい頃から何不自由なく生活してこられた方は、一般常識に欠ける大人となってもおかしくないでしょう。
それなのに、しっかりとした考えを持たれているのは、ある意味お父様のおかげかもしれません。

お父様が自ら反面教師となり、あなたを育ててくれたんだとポジティブに考えられては如何でしょうか。


それが出来ないのであれば、無理をする必要は無いと思います。
あなたより、常時介護をされているお母様のストレスのほうが問題です。
お父様に会いたくないのであれば、会わずにお母様を影で支えられては如何でしょうか。間接的でも介護は介護です。

傲慢な人は死ぬ直前にならないと感謝の言葉を身内に言いません。(うちの祖父がそうでした)

最後に感謝されるべきなのは、あなたではなく長年付き添ってきたお母様なのです。

お母様の介護のストレスが少しでも無くなるように、頑張って助けてあげて下さいね。



2010.9.10 17:58 13

ふくろう(37歳)

はるこさんは優しい人だなと思いました。
顔を見るのも嫌なお父さんのために、お母さんのお手伝いをしている。
今できる事は十分していると思います。
親子だって人間同士ですから、尊敬できなかったり好きになれないことだってありますよ。
私は、無理にお父さんに優しくしようとしなくていいと思います。
娘に優しくしてもらえない人生になったのは、お父さんの責任ですよ。
はるこさんは今のままで十分だと思います。

2010.9.10 18:57 24

ともも(34歳)

はるこさん先日は私の拙い文面にお返事くださいましてありがとうございました。
私も、物心つくようになってから父が他界するまでずっと父のことで傷つき苦しみました。
だから私も父のことが好きにはなれませんでした。うちは父の暴力が原因でした。気に入らないことがあるとすぐ手を挙げる人で心が歪んでいたのでしょう。そんな父を私は吠える犬のようだと感じていました。気の小さい犬ほど吠えますよね!?10年前にアルツハイマーを患い、母の手やヘルハ゜ーさんの手を借りなくては生きられなくなって横暴だった父のフ゜ライト゛はス゛タス゛タに引きちぎられ独り泣いている姿が度々ありました。
暴力と威厳を振りかざし不器用な生き方しか出来なかった父の人生が哀れにも思いました。
はるこさんのお父様は一代で会社を築き上げて権力という鎧を身に纏って必死に社会と戦って居たのかな?とも伺えます。はるこさんやお姉様方に対しての愛情のかけ方もよく分からず何か物を与えることでしか示せなかったのかも知れません。はるこさんが今、話し掛ける気持ちになれないのも当然だと思います。
ですが、はるこさんとお父様にとっての時間に限りがあるのならば、どうか後悔のないようにして欲しいと思いますが気持ちの整理が付くまではお父様の介護をされているお母様を労ってあげてください。

2010.9.10 23:41 17

りんご(38歳)

主さんは優しいので本当に悩んでしまいますよね。

でもお父様には無理して直接優しくしなくても良い気がします。優しくしてまたもし何か言われたら主さんがもっともっと悩んでしまうと思いますし。他の方が言われているようにお母様を助ける事を頭に、行動してみてはいかがでしょう?それは間接的にお父様を助けるという事にも繋がると思います。

本文読むとお父様の事を好きになれないのはとてもわかります。(失礼な表現になってしまい本当にすみません;)でも、きっとこの世を旅立つ時は『私をこの世に出してくれてありがとう』という気持ちは出てきます。

一度、その時、その時、思うままに行動してみてください。応援しています。

2010.9.11 02:53 16

チューリッフ゜(26歳)

はるこさんのお気持ちわかる気がします。

 私とは立場や環境も違いますがちょこっと書かせてください。

私の場合、義父とそのような感じです。今はもう目を見て会話することができません。

 はるこさんのお父様と似たところのある人です。

義父は三年前に義母を突然亡くし、私もできる限り助けになりたいと思っていますが、義父のところへは行きたくないとたびたび思います。でも心配なのでほうってもおけないし…と。

義父も私には良くしてくれますが、でもそのような気持ちになってしまい自己嫌悪にも陥りますし、つらいです。


 《絶対自分で死ぬほど後悔するだろうと思うのに、優しくできません。そんな自分が嫌なのに、どうやって気持ちを変えていけばよいか分からないのです。
毎日毎日、同じジレンマの繰り返しなのです。》

私もそのような気持ちです。そしてやっぱり義父が亡くなったらとても悲しいし、寂しいだろうと思います。

はるこさんは実父ですし余計に苦しいのだろうとお察しします。

 昔読んだ作品なので曖昧ですが、吉村明美さんの描いた『薔薇のために』という漫画の一部分に出てくる女性が、実母との関係に<まだ間に合うかしら。間に合いたい。>のような表現をしてました。いろんな部分は違いますが、実の親との関係に苦しんでいる心情、読んでいる当時はわかりませんでしたが今ならわかる気がします。

 何の参考にもならなくてすみません。

2010.9.12 22:54 16

ユウ(33歳)

ふくろう様、ともも様、りんご様、チューリップ様、ユウ様。

PCを見る事が出来ず、御礼の返信が遅くなった事をお許し下さい。まだ、見て頂いていると嬉しいですが・・・

失礼ですが、まとめての返信をお許し下さい。

皆様のレスを読んでいると、胸が苦しくなりました。
ずっとずっと胸の中に石ころがつっかえていて、ずっと自分が好ましくない人間で、どうにもならない気持ちでいました。

でも、今回ここで、私のつたない文章、そして悩みに対して、沢山の優しい言葉をかけて貰いました。
本当に嬉しかったです。

ふくろう様。
そうですね、父に育てられたからこそ、私は権力を振りかざす人間に対して、へつらう事は出来ない人間に育ちました。勿論それで沢山の失敗もありましたが(苦笑)・・それはそれで、私の生き方なのでしょう。後悔はありません。
私が母の手助けをしている事が、間接的にも父の助けをしている・・・誰かにそういって貰うだけでも、気分が楽になりました。
ありがとうございます。

ともも様。
優しいですか?優しくないですよ・・・父に優しくできないから・・・
でも、こんな気持ちの私でも、自分勝手ですが、ともも様にそういって貰って、嬉しかったです。
今のままでよい・・・誰かにそう言って貰いたかったと思います。
ありがとうございます。

りんご様。
私も、父の顔を見るのが嫌だ・・・と言いながら、薄暗い部屋で、一人ポツンと座っている父を見るのはとても辛いです。
その辛さが、優しさに繋がらないのですが・・・実は、家族の中で、「性質」が一番似ている・・・と言われるので。
何故!!!?と思いますが・私も、父も、不器用なのだと思いました。
いきなり器用には出来ないけど、母の手助けをしながら、前向きに生きたいと思います。
ありがとうございます。

チューリップ様。
スレッドは、きっと読んでいて、とても不快にさせたと思います。すいません・・・でも、自分の父親がしてきた事なので、今でも子供の頃の記憶は昨日の事みたいにリアルに思い出せるんです。
父がこの世を旅立つ時、少しでもこのような気持ちが薄れていく事を思ってスレしました。
して、良かったです。
ありがとうございます。

ユウ様
同じような気持ちで辛い思いをされてるのですね。
私も毎日、抜け道のない濁ったような自分の心が嫌でした。
今も解決した訳ではないですが、ここに投稿した事で、随分と気分が楽になりました。
ありがとうございます。


私が思う、父が希望する、優しい娘には、やはり無理なのかな・・・と、思えました。
私は私、父は父。
遠くにいる姉たちのように、優しくなれない私。
私はきっと父が望むような娘では無かったと思います。
父が、私が望む父でなかったように。
でも同じ家に暮らし、育てて貰った家族として、最後まで後悔の無いように私なりに、父と接していきたいと思います。

そして母に対しても、皆様には気遣って頂きとても嬉しかったです。
これからも母を助けていきたいと、改めて思いました。

どうもありがとうございました。

2010.9.14 13:24 10

はるこ(35歳)

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