赤ちゃんとお別れした罪悪感
2017.3.3 17:05 19 15
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質問者: Springさん(32歳) ジネコ会員 |
先日、赤ちゃんを人工死産しました。
19週1日でした。
私は重篤な遺伝疾患の保因者で、妊娠前から遺伝カウンセリングを受け、妊娠できたら羊水検査をして赤ちゃんに遺伝してしまった場合は諦めようと最初から決めていました。
けれども妊娠すること自体が困難で、胚盤胞移植を6度繰り返しやっと赤ちゃんを授かりました。その間に一度初期流産もしています。
そんな思いをしてまでやっと来てくれた赤ちゃん。ところが羊水検査の結果、その赤ちゃんに病気が遺伝していることが判明してしまいました。保因者でもなく、発症者ということも分かりました。75パーセントには発症しない病気なのに、残りの25パーセントに入ってしまいました。
当初、遺伝していたら諦めようと思っていた気持ちが大きく揺れました。
ここまで頑張って大きくなってくれた我が子。病気が遺伝している以外は、心臓も体も問題なく育ち、胎動も感じ始めていたところでした。
でも、この子が将来必ず発症する病気は、十代で寝たきりになり自分ではまったく体を動かせなくなる難病で現在の医学では治療法がない。
出来ることなら元気に産んであげたい。私が苦労するのは親として当たり前。でもそんな病気と知っていて産んで、背負って生きなさいとはどうしても言えなかった。
主人と何度も何度も話し合い、泣いて泣いて、結局お別れすることにしました。
薬で陣痛を起こし出産。
痛くて怖くて申し訳なくて、涙が止まらなかった。
生まれてきたのはきれいな男の子でした。
小さくても私たち夫婦に似ているところがたくさんある可愛い子でした。
その子のお顔が頭から離れません。
おなかの中で頑張ってくれていた子どもの命の期限を母親の私が自分で決めてしまった。あんなに元気に動いていたのに。苦しい思いをさせてしまった。
不妊治療で尽力してくれたお医者さんに死産の処置をさせてしまった。
一度も泣いたところを見たことがない夫を泣かせてしまった。私と結婚なんてしなければこんな想いをさせずに済んだのに。
遺伝するような病気を持っている私が、子どもを望んだことがそもそもの間違いだったのか。でもどうしても夫との子どもが欲しかった。
いろいろな気持ちが心をめぐり苦しい。
何が正解だったのか分からない。
自分でお別れすると決めておきながら、息子に会いたくてたまらない。
どうやって立ち直ったらいいのでしょうか。
私に立ち直る資格なんてあるのでしょうか。
答えは自分で探すしかないとは分かっているのですが、苦しいです。
回答一覧
経験はないですが、
一生忘れることはないですし、2人目以降を授かって無事産まれたとして、ずっとその子を見るたびに上の子を思い出すと思います。
主さんがおっしゃるように何が正解かは主さんご夫婦が決めることです。
先日とのことですので、気持ちが追いつかないのは当然のことではないでしょうか。
時間が解決してくれるでしょうが、それが1ヶ月なのか1年なのか10年なのか、ひとそれぞれです。
旦那さんに正直な気持ちを伝えてみるのもいいでしょう。
カウンセリングにいくのもいいでしょう。
この先どんな選択や決断をしたとしても、主さんご夫婦が心から幸せと思える日が来ますように。
2017.3.3 18:28 68
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ワインの泉(35歳) |
読んでいてとてもいたたまれなくなりました。
すごくお辛いですね。
遺伝していたということですが、あなたも十代で寝たきりだということですか?
それで育児はどうやっていくつもりですか?
ご自身の血を引き継いだ
子どもが欲しいお気持ちはすごく分かります。
でも、もしまた次に妊娠して同じようなことが起こったらどうしますか?
自分で産まなくとも養子を育てるのも一つの選択肢に入りませんか?
この世の中、どうしようもないことってたくさんあります。
今回のことはご自身で罪悪感があっても、どうしようもないことなんだと思います。
早く心が落ち着きますように。
2017.3.3 19:45 38
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かか(39歳) |
読んでいて泣けてきてしまいました。
私たちの子供は、生まれつき、先天的な異常で下半身付随です。障害があることは生まれる直前にわかりました。
もし、堕ろせる時期にわかっていたら、産むことを諦めていたかもしれません。
だから、この相談内容が、全くの他人事と思えませんでした。
将来、病気で苦しむ我が子を見て、産んだことを後悔する、よりも、産まなかったことを後悔するほうが、子供にとってはきっと幸せだと思います。
産みたかった、育ててあげたかった、でも、苦しませたくなかった。子供を想うからこその決断ですよね。
それが正しいのかどうかは誰にもわかりません。でも、決して間違ってはいないと思います。
悲しい気持ち、悔しい気持ち、ごめんねって気持ちから立ち直るのは、時間がかかると思います。どんな風に考えたって、今はきっと堂々巡りだと思います。
ただ、主さんが悪いんじゃない、これだけははっきり言えると思います。
亡くなってしまった息子さん、天国で笑っていますように。
2017.3.3 20:34 98
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匿名(31歳) |
しんどい思いをされましたね。
SMAみたいなタイプの遺伝病で、主さんは保因者で発症はしていないんですよね?
でもそれが分かっているなら、着床前診断は検討されなかったのでしょうか?
SMAタイプの遺伝病なら着床前診断を受けられますよね。
受けなかった理由は何かあるのでしょうか?
25%ってそんなに低い確率ではないと思います。
2017.3.3 21:38 36
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着床前診断は?(41歳) |
Springさん、どうかご自分を責めないでくださいね。
私も人工死産経験者です。5年前、産声の上げない出産をしました。
罪悪感という言葉、痛いほどわかります。
5年経った今も、悲しみが癒えることはありません。
けれどその悲しみや苦しみと共に生きることが当たり前になりました。
悲しいのも苦しいのも、亡くした子どもを大切に思っているからこそです。
ただただ、前を向いて生きていきましょう。
そのとき自分にできる、最善のことをしたんです。
そう思って、1日1日、一歩一歩、ただただ進んでいきましょう?
気がつけば、1時間おきに泣いていたのが1日おきになり、1週間おきになりと、なっていくはずです。
遺伝する病気をもったのは、Springさんのせいじゃないですもん。
好きな人のお子さんを望んで悪いことなんてないですよ。
私は人工死産とその後、完全流産を経験してみて、
おおらかに他人と接することができるようになりました。
それ以前よりも、いろいろな人の事情を考慮して発言したり、人にはきっと、他人には言わないような悲しみを抱えている人がたくさんいるであろうことにも思いをはせることができるようになりました。
山あり谷ありつつも、夫婦の絆が強くなりました。
命と引き換えに、あまりにもたくさんのことを教えてくれた天国の子どもに、
感謝の気持ちでいっぱいです。
私も、あの子に会いたいです。会って、ありがとうって言いたいです。
だから、あの子に恥じない生き方をしたいと思うようになりました。
あの子が心配することにないように、笑顔の素敵な人になりたいと思うようになりました。
今は辛くて苦しくて、悲しくて仕方がないと思いますが、
笑える日が来ます。
大丈夫。
焦らずに、今はその悲しみと向き合ってたくさん泣いてください。
立ち直らなくたって、いいんですよ、
立ちあがれる日が来ます。
亡くした息子さんのために、立ち上がろうと思える日が徐々に来ます。
大丈夫。
Springさんのこと応援しています。
私もまだまだ立ち上がる途中です。
2017.3.3 21:56 68
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天使ママ(35歳) |
かかさん
主さんは保因者と書かれています。発症していない状態です。
赤ちゃんはすでに発症してしまっているから10代で寝たきりになってしまうのでは?
読んでいて、すごく辛くて涙が出ました。
好きな人との子供が欲しいと思うのは、ほとんどの人が同じ想いだと思います。
あなた方夫婦の選択が間違っていたかなんて誰にも分かりません。
誰も責める事も、癒す事もできないでしょう。2人で乗り越えるしかありません。
19週と1日だけだったのかもしれませんが、
赤ちゃんは主さんと旦那さんと一緒に過ごせて幸せだったと思います。
赤ちゃんが主さん達の元に来た事を後悔させないように
時間はかかると思いますが、それが今回お別れした赤ちゃんの為も、
正しい決断だったと思えるように、生きていってください。
2017.3.3 22:18 76
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ななし(秘密) |
人工死産ではありませんが、何度か死産経験があります。
辛いお気持ちはそれぞれなので、簡単に気持ちがわかるとはいえません。
ただ今数日とのこと。
辛くて当然だと思います。
だってそれだけのことなんですから…
頭から離れなくて当然だと思います。
でも不思議なもので以前はムリヤリ食べていたのに、ちゃんとお腹がすくようにもなりますし、笑えるようにもなります。
何年たっても涙することはありますが、明るくすることもできるようになりました。
「時間が解決する」ってこういうことなんだなと思っています。
亡くなったお子さんが主さんの力になってくれる日がくると思います。
私は不育症です。
不育症の名医のところにお世話になって、できる検査をして薬を飲んで今回は大丈夫と何度も言われてきましたが、まだ子どもを抱くことができません。
ご主人に申し訳ないと思うお気持ち、痛いほどわかります。
私は主人を信じています。
同じ気持ちで寄り添ってくれて、子どもを望んでいるから涙がでるのだと。
私が主人の子どもをほしいと思うのと同じ気持ちで、主人もいてくれているのだと。
半分願いですが…
だから主さんも「申し訳ない」は主さんの心の中だけにしまっておいて、旦那さんと一緒に戦って(言い方が悪くてすみません。)ほしいです。
重篤な遺伝疾患の保因者とのこと。
私は詳しくは何も分かりませんが、お辛い選択だったと思います。
同じ状況であっても様々な選択肢があると思いますが、ご夫婦で決めた選択、これからも「もし…」と考えて決めていくだろう選択に誰も何もいう権利はないと思います。
お互い夢が叶いますように。
2017.3.3 23:07 43
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ばなな(35歳) |
かかさん、主さんは発症していないんですよ。
寝たきりの人に体外受精してくれる医者はいません。
主さん、たとえ保因者でなくても、同じ経験をする可能性は全ての妊婦にあります。どうかもう、自分を責めないでください。
卵子提供は考えていませんか?
2017.3.3 23:38 14
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あられ(45歳) |
横ですがどうしても…
かかさん
主さんの文章をよく読んでください。
主さんは遺伝する病気の保因者です。
お子さんが遺伝する病気で寝たきりになる病気だったとはいえ、主さんは保因者なので発症はしていません。
主さんも寝たきりですか?って…
よく読んでても保因者の意味がわからなかったのでしょうか。
2017.3.4 02:35 156
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ねぇ(30歳) |
主さんの気持ちが痛いほどわかります。
私も第一子が人工死産でした。
理由は詳しく書きませんが、産まれてきても長くは生きられないとの複数の医師の診断で、夫婦で考え、人工死産しました。
それから6年経ちますが未だにあの時の選択は合っていたのか、分かりません。
とても辛かったし、お腹の子にも申し訳なく、今でもずっと同じ気持ちのまんまです。
私たち夫婦が亡くなった子の為に出来る事は、一生涯その子を忘れないという事かなと思い、毎年命日には供養に行きます。
これは一生続けていくつもりです。
嘘と思うかもしれませんが、時間が解決してくれる部分は多少なりともあります。
無理して立ち直る必要は無いと思います。
2017.3.4 06:48 13
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私も(34歳) |
横ですが、かかさん
主さんは保因者と書いてありますよ。
2017.3.4 07:20 73
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匿名(秘密) |
かかさん
そんな簡単に割り切れる話じゃないと思いますよ。
主さんも悩んで決断した事、出来る事なら産んで育てたいのに次こうなったらどうする?とか養子とかただ出来て経済的に精神的に育てられないから産んで養子に出すって話じゃないのですから。
産んで養子に出したとしても1番苦しいのは両親。
このようなどうしてもの選択も正しかった1つの道と考えてあげれないのでしょうか?
2017.3.4 08:15 40
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由美(36歳) |
主さん
ゆっくり、じっくりで大丈夫。誰もあなたを責めません。心配はしていますが‥
かかさんのような人は一部であり、無視スルーでいいです。
今は、ただゆっくり時間をかけて、立ち上がれる時を待つ。大切なことだと思いますので、心ゆくまで赤ちゃんのこと考えてあげてください。それがきっと、今後のあなたの人生の支えになる時が来ます。
2017.3.4 12:52 7
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こうこう(40歳) |
これは、アドバイスを受けたから、と、言って、はいそうですか、と立ち直れるような内容ではないですよね。
もしかしたら、ああだったら、こうだったら、もしもこうだったら・・・そういう疑問は際限なく、繰り返し繰り返し、胸の内から湧き出て、一度、そうなんだ、と決着したつもりになっても、また、ああだったら、こうだったら・・・って、考えちゃうんですね。
一つ言えることがあるとしたら、世の中には、死ぬより酷い生きている状態というのがあるんですよね。脳死とか、病気で全身の筋肉が麻痺するとか。
それを選ばせなかった親の愛情というものもあるんじゃないでしょうか?
愛があったからこそ、つらい決断をしたのではないですか?
子供につらい人生を強いるくらいなら、死別の悲しみをとった。
でも、可愛い顔をみたら、ショックですよね。特に、死顔は、衝撃的なくらいつらいです。それが、自分の子の顔ならなおさら。
死別の苦しみは、実際に、死顔を見るまでは、ピンと来ません。冷たくなった骸を見た時に、ああ、やっぱり・・・って思うのは人として、自然なことなのかもしれません。
主様は、子供のことを第一に考えた上での決断だったからです。無責任に産んで、後、障害がある子供を引き取りに来ない親だっています。あまり、自分を追い詰めないで。
一体、どうして、そんなに難しい決断をしなければならない人生になってしまったのでしょうね? 大変、難しい問題だと思うので、カウンセラーにかかると良いと思います。
眠れないなら、睡眠導入剤を。グリーフケアの心療内科もあります。確か、聖路加国際病院の腫瘍精神科でも、グリーフケアをしています。ここは、ガンを患った家族を対象にケアをしていますが、主様のような理由であっても、見てくれると思います。東京が遠ければ、グリーフケア、心療内科のキーワードで検索すれば、医療機関が見つけ出せます。
グリーフケアを主体とするカウンセリングをされるといいですよ。
お大事になさってください。
2017.3.4 18:28 17
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匿名(秘密) |
投稿しましたSpringです。
まとめてのお返事で申し訳ありません。
見ず知らずの私の為にご自身の辛い体験をお話し下さりありがとうございます。
また、保因者・発症者に関して読みにくい文章になってしまいごめんなさい。
相談にもなっていないような内容に、たくさんの方に親身になってアドバイスしていただき、感謝しています。
着床前診断に関して、確かに選択肢の1つとしてありました。体外受精するのなら着床前診断を受けたいと主治医や培養士の方に相談して、調べてもらいました。
けれど、着床前診断は私にとっては現実的ではないことが分かり、75パーセント発症しない確率があるのなら、妊娠してから出生前診断を受けた方が「妊娠・出産する」という目標のためには良いのではと勧められ、自分で決断しました。
一番悪い結果となってしまった今、その決断すらも正しかったのか自信がありません。夫との子どもが欲しいという考えが先行して、きっと大丈夫と安易に考えていたのかもしれません。こうして説明しながらも言い訳がましい自分が心底嫌になります。
こんな私に、悪くない自分を責めないようにと言っていただき涙が出ました。
辛い経験を話していただき、何年経とうとこの辛さと向き合って日々生きていくしかないのだということも教えていただきました。
息子の為にも、忘れずに夫と一生懸命生きたいと思いました。
自分の子どもが欲しいということが、こんなにも困難な道であることを、分かっているつもりだったのに、本当はよく分かっていなかったのかもしれません。
妊娠して出産し、子育てするということは奇跡のようなことなんですね。
とりとめのない文章になってしまいましたが、お返事下さった方々に御礼が言いたいです。ありがとうございました。
2017.3.5 10:24 13
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