脳の発達は“スキンシップ” が要!?新生児育児で大切なこととは?
コラム 子育て・教育
新生児育児は戸惑いの連続!
生まれたばかりの赤ちゃんは、本当にかわいいですよね。小さくて華奢で、でもちゃんと人間の形をしていて、神々しいような感じすらあります。
でも、いざ自分で赤ちゃんをお世話するということになると、戸惑うことも多いのが生まれたばかりの赤ちゃんの育児です。そんな悩める新米ママのために、新生児の育児で大事なことについて医師に聞いてみました!
スキンシップが脳を発達させる!?
まずはスキンシップを大切にしましょう。赤ちゃんに触れて、たくさん抱っこしてあげることです。抱っこが難しいときは、添い寝でも、おんぶでも何でもOKです。身体に密着する機会を出来るだけ増やしてあげることがポイントです。
積極的なスキンシップは赤ちゃんの情緒の安定や身体的・知能的な発達のみならず、ママの気持ちの安定にも効果があることがわかっています。
特に生後6か月頃までに愛情を十分受けて育った赤ちゃんは、脳の中の大脳辺縁系という人間の情動(感情)の表出、意欲、記憶や自律神経の活動に関係している部分の発達がよくなることが知られています。また、周囲の人が赤ちゃんと目を合わせて、出来るだけ笑顔で接してあげることも、赤ちゃんの気持ちの安定に大切なことです。
母乳でもミルクでもコミュニケーションが大事!
可能であれば新生児のうちは母乳で育てることをオススメしています。粉ミルクも成分的に良くなってきてはいますが、母乳には免疫グロブリンというたんぱく質が含まれ、赤ちゃんの身体を守る働きをしてくれるからです。
ただ、母乳が思うように出ないなど、何らかの理由でミルクを選択する場合もありますので、ミルクで育てることに引け目に感じることはまったくありません。大切なのは、赤ちゃんを抱いて、しっかり目を見てコミュニケーションをとってあげることです。
医師からのアドバイス
一番大切なのは、普段見ているママの直感を信じること。何かおかしいな、いつもと違うな、と感じたら、迷わずに病院を受診しましょう。日ごろの赤ちゃんの微妙な変化を一番感知できるのは身近にいるお母さんなのですから。
赤ちゃんは天使のようにかわいいけれど、ちょっと緊張することも多い新生児育児。
ママ一年生のフレッシュな気持ちを大切にしていけたらいいですね。
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