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コーヒーや炭酸飲料を飲み過ぎる子ども…身体への悪影響は?

コラム 子育て・教育

コーヒーや炭酸飲料を飲み過ぎる子ども…身体への悪影響は?

コーヒーや炭酸飲料を飲み過ぎる子ども…身体への悪影響は?

2015.7.28

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子どもは甘い飲み物が好きなものですが、習慣的に飲んでいると、もっと欲しくなってしまう傾向があるようです。嗜好飲料を飲み過ぎる我が子を心配するママに対し、看護師さんたちはどのようなアドバイスをしているでしょうか。


 


ママからの相談:「コーヒーや炭酸飲料が止められない子どもが心配です」



子どもはコーヒーや紅茶、炭酸ジュースが大好きで、頻繁に飲んでいます。コーヒーや紅茶にはカフェインが多く含まれているので止めさせたいのですが、こっそり飲んでいます。炭酸ジュースも、遊び先で買って飲んでしまいます。回数を減らせるように、なぜいけないのか話をするのですが、親の言うことを聞き入れてくれる年齢でもなくなってきました。このような相談は小児科や病院でも受けてもらえるでしょうか。(30代・女性)



子どもに悪影響を与えるカフェインは避け、炭酸飲料は飲みすぎに注意


コーヒーなどのカフェインは、大人よりも子どもにより悪影響を与えるといわれています。また、炭酸飲料には多量の砂糖が含まれているので、飲み過ぎると病気のリスクが高まる可能性があります。



コーヒーや紅茶にはカフェインが多く含まれています。カフェインが子どもに与える悪影響として、眠れなくなる、心拍数が速くなる、興奮状態になるなどが挙げられます。成長に直接影響を与えることはないようですが、眠れなくなったり、興奮状態になるのは好ましくありません。子どもはカフェインへの感受性が高いため、カフェインを摂取してから6~8時間はその効果が残ってしまいます。(内科看護師)




子どもは大人よりカフェインの影響を受けやすいので、10歳以下ではコーヒーを控えるようにいわれています。(産科看護師)




炭酸飲料にも多量の砂糖が使われており、好んで飲む子どもは、虫歯や糖尿病のリスクが高まります。アメリカの研究では、1日に4杯以上の炭酸飲料を飲んだ児童は、攻撃性が高まるというデータがあります。(産科看護師)



飲む量や回数を決めて、代用品も上手に利用しましょう


飲む回数や量を決めたり、ご褒美、条件づけを考えてください。代用品を利用したり周りの方に協力を求めてもよいでしょう。それでも改善が見られないなら、小児科などへ相談しましょう。



1日に2杯まで、おやつのときに1杯だけ、など決まりを作りましょう。1週間守れたらご褒美をあげ、2週間、1カ月と期間を延ばしたり、飲む量を減らしてチャレンジしてください。炭酸飲料なら、飲んだあとに歯磨きをすることを条件にすれば、面倒になり諦めるかもしれません。飲料に含まれる砂糖の量を実際に見せてもよいです。(産科看護師)




無糖のものを「本当のコーヒーだよ」と飲ませれば、苦い味を知って飲まなくなるかもしれません。どうしても飲むなら、コーヒーはノンカフェインにし、炭酸ジュースは炭酸水で代用するのもよいでしょう。(内科看護師)




こっそり飲んでしまうなら、お子さんの手の届かないところに隠したり、全てなくしてはどうでしょうか。誰かからお小遣いをもらって買うのなら、あげないように協力を求めましょう。小児科や病院でこのような相談をすることは可能です。いろいろ試して、それでも改善が見られないときに相談してみましょう。(内科看護師)



コーヒーなどに多く含まれるカフェインは、子どもに刺激となる成分なので好ましくありません。炭酸飲料も砂糖が多いことが心配です。飲む回数を決めたり代用品を利用するなど試してみて、それでも改善しないなら小児科などへの相談を考えるのも一案です。






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