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誘発方法をどうしようか悩んでいます。

専門医Q&A 女性の健康

誘発方法をどうしようか悩んでいます。

2012.9.1

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のんさん(41歳)

今回4日目の移植予定でしたが、採卵できず中止になりました。卵胞は育っていたのに何度してもとれないとのことでした。原因はわからないと言われました。
今回はクロミッドでの刺激だったのですが、その方法がわたしにはあわなかったのでしょうか?
次もクロミッドでしてみましょうと言われたのですが、また中止になったらと思うとなかなか決められません。
注射では2個のうち1個胚盤胞で移植できたのですが、年齢などを考えると個数も2個しかできませんし体への負担もかかるしどうしようか悩んでいます。
それとクロミッドを服用中、頭痛がひどくなることもあるので・・・
ほかに方法はないのでしょうか?
(今の病院は低刺激ならクロミッドのようなので)


お話を伺った先生のご紹介

蔵本武志 先生 (蔵本ウイメンズクリニック)


我が国では夫婦の10~15%が「不妊症」であると言われています。不妊であるため不安になったり、周囲からプレッシャーを受けるなど、言葉では表現できない悩みもあると思います。現在では、不妊治療の分野も飛躍的な進歩を遂げ、以前ではあきらめざるを得なかった症状でも赤ちゃんを授かることの出来る時代になっています。

当院は、21世紀における理想の生殖医療を目指し、さらなるレベルアップを図るため、2003年10月に生殖医療センタービルを建設しました。ご夫婦のお気持ちや考えを尊重しながら、患者様お一人お一人に適切な治療を心と体のケアという側面から段階的に行っています。私をはじめとしたスタッフ一同が最高の医療を駆使して治療にあたります。気持ちをリラックスさせて、ご一緒にがんばりましょう。

昭和27年4月29日生まれ。
山口県柳井市出身。
日本産科婦人科学会専門医、日本不妊学会評議員、日本受精着床学会評議員、日本不妊カウンセリング学会監事、アメリカ、ヨーロッパ生殖医学会(ASRM、 ESHRE)会員、博多区医師会理事、JISART理事、福岡生殖医学懇話会 代表世話人、日本生殖医学会生殖医療専門医、福岡県医師会母体保護法指定医師、九州大学特任講師



≫ 蔵本ウイメンズクリニック

40歳を過ぎると発育する卵胞数は減少し、排卵しても卵子が無いことは時々あります。
クロミッドで頭痛がする時はクロミッドの副作用ですので、他の薬剤に代えた方が良いと思います。
フェマーラ(レトロゾール)を1日1錠5日間服用しても卵胞は育つと思いますし、
時々、排卵誘発剤の注射を1日毎などに注射して卵胞を育てても良いと思います。
要は卵胞が発育し、良好卵子を採取(毎回良好卵子は採れないとしても)する方法を行うべきでしょう。


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