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ピシバニールについて

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ピシバニールについて

「最近の治療ではピシバニールは使用しないのがほとんどなのでしょうか?リンパ球の型が似ていても不育に関係ないのでしょうか?」

2014.12.19

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くみちゃんさん(36歳)


二年間不妊治療をし今年の6月に一人目を出産しました。
4回流産し不育症検査でリンパ球が夫と似ているとのことでピシバニールを投与しました。
二人目を考えておりピシバニールを使用している病院を探していたのですが、ある病院の医師からリンパ球の型と不妊の関連性はないとお聞きしました。
最近の治療ではピシバニールは使用しないのがほとんどなのでしょうか?
リンパ球の型が似ていても不育に関係ないのでしょうか?
ご回答どうぞよろしくお願い致します。




お話を伺った先生のご紹介

原利夫 先生 (はらメディカルクリニック)


赤ちゃんが出来にくいという状態は、医学的な側面と環境的な側面の両面、言い換えますと、心と体のバランスの解決が必要であると考えております。
最近では、体外受精などの先進的な医療の妊娠率にとらわれがちですが、私達医師は、妊娠しやすい安心できる環境と、それをサポートする医学的な力を提供すべき使命があると考えています。
三人四脚で新しい家族の誕生をお手伝いすることが出来れば幸いです。

院長 : 原 利夫 (はら としお)
医学博士。58年慶応義塾大学大学院医学研究科修了にて医学博士学位を取得する。同大産婦人科助手を経て、62年東京歯科大学市川病院講師、平成元年千葉衛生短大非常勤講師となる。この間、日本初の体外受精凍結受精卵ベビー誕生のスタッフとしても活躍する。


≫ はらメディカルクリニック




昔は夫婦間のリンパ球の相似性が習慣性流産や不妊の原因だと考えられ、治療として夫のリンパ球を採取して妻に注射したり、ピシバニールの投与が行われたりしていました。
しかし今はこの説は否定されています。リンパ球の相似性と習慣性流産との関連性はないとされ、積極的な治療は行われていません。
一人目を人工授精で妊娠・出産されているということは、排卵や卵管の状況、精子の状態もいいはずなので、そのまま様子を見ても大丈夫ではないでしょうか。





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