高刺激法について知ろう!
まとめ 不妊治療
どちらが自分に合っている?
40歳から体外受精を始め、ロング法で16個採卵しすべて陰性。転院先では初期胚移植で妊娠するも稽留流産…今後の採卵はどうすべき?
"俵先生:方法や薬の種類というより、その使い方が重要だと思いますね。使い方によっては、育ってくる卵胞の成長スピードを弱めてしまうなど、逆に悪い影響を及ぼす可能性もあります。"
卵子が多く採れた高刺激法、一度妊娠した低刺激法、次はどの方法で臨むべき?
成熟卵が採れない原因は?
体外受精にステップアップし、1年。AMHは歳相応、卵管造影も問題なく子宮内膜症などもなし。高刺激にすれば変化はある?
"岡田先生:どのような刺激をするにしても、刺激を開始する時点での卵胞の状態を確認することが大切です。リセットされた新しい卵胞がどれくらいあるかによって、質のよい成熟卵がどれくらい採れるか変わってきます。"
早発卵巣不全に高刺激法は有効?
早発閉経専門のクリニックへの転院を考え中…今までの方法とは変えたい気持ちはあれどリカバリーする時間を考えると不安。どうすべき?
"蔵本先生:もし高刺激法を選ばれるならば、ここから2〜3週間ほどFSH製剤やHMG製剤を連日大量に投与することになります。この場合、保険が利かないので費用は高額になるうえ、連続して高刺激を続けますと、卵巣が疲れてしまい反応が鈍くなるおそれがあります。"
早発卵巣不全の診断。専門クリニックへの転院と高刺激の排卵誘発は有効?
いかがでしたか?
前回は「低刺激法」についてお届けし、今回は「高刺激法」についてお届けしました。
自分に合った方法を選ぶためにも、正しい知識をつけていきましょう!
来週の木曜日は「妊活と運動」についてお届けします。お見逃しなく!