【豚肉と菜花の玄米リゾット】体にいいものを美味しく食べよう!Jineko Cooking
コラム くらし
【豚肉と菜花の玄米リゾット】体にいいものを美味しく食べよう!Jineko Cooking
今号から新連載! 旬の食材を使った簡単で美味しいレシピをご紹介します。体は食べたものからできているので食べ物から栄養をしっかり摂って、健康な体を作りましょう! 作り方をわかりすい動画で観ることもできるのでぜひチャレンジしてみてくださいね。
※2020年2月25日発刊「女性のための健康生活マガジン jineko vol.45 2020 Spring」の記事です。
- 村川先生から
- 当院は、妊娠を望んだ方から出産・育児まで一貫したサポートをしているクリニックです。
医療の視点から、妊活の身体づくりをはじめ離乳食までひとつひとつのステージでの食育を大事にしています。新しい命を育むには食事はかけがいのないことです。食事は、美味しく頂いて幸福感を味わう、誰かおしゃべりをしながら楽しいひとときを過ごすという「心地いい」時間と空間を得られるものであり、それもまた妊活に良い影響を与えるのだと思います。食事という自然が産み出す力を味方につけ身体づくりをしてほしいと願っています。
春野菜の栄養を取り込んで自分も家族も健康に
春は芽吹きの季節。自然界のあらゆるものが、冬の間に蓄えたものを発散させる方向へと働きます。
妊娠を目指す体づくりにおいて、私たちの体内で日々生まれ変わる細胞を元気にすることがまず大切です。そのためには、新鮮な食材から栄養素をバランスよく取り入れる必要があります。
春野菜には寒さの中でしっかりと蓄えた栄養が豊富に含まれます。特にアスパラガスやキャベツ、菜花といった青物野菜には葉酸をはじめとするビタミンB群やミネラル・アミノ酸等、妊活に欠かせない栄養素が多く含まれます。春野菜を毎日の食事に上手に取り込み、細胞を元気にして、巡りのよい体づくりを目指しましょう。
妊娠に向けた食生活改善は、その後の出産・育児はもちろん生涯にわたって、ご自身やご家族の体を大切にする助けとなります。旬の味覚を美味しく楽しく取り入れながら、心も体も元気に過ごしましょう。
レシピ
- ごはんを食べたいけれど糖質が気になる方に
<豚肉と菜花の玄米リゾット>
- 材料(2人分)
・玄米ごはん…
お茶碗軽く2膳(約280g)
・豚コマ肉…100g
・菜花…3本(約50g)
・舞茸…40g
・玉ねぎ…1/4個(50g)
・素焼きクルミ…10g(あれば)
・ニンニク…1/2片(3g)
・鶏出汁…300ml
・豆乳…100ml
・オリーブオイル…大さじ1
・粉チーズ…大さじ2
・塩・コショウ…各少々 - 作り方
①深めの鍋またはフライパンにオリーブオイルとニンニクのみじん切りを入れて弱火にかけ、良い香りがしてきたら粗みじん切りにした豚肉と舞茸、玉ねぎを順に加えて軽く塩・コショウをして中火で炒める。菜花は塩ゆでして刻んでおく。
②全体がしんなりとしたら鶏出汁を加えて煮立て、玄米ごはんを加える。米が水分を吸ったら菜花と豆乳、粉チーズを加えて火を止め、塩・コショウで味を調える。
③器に盛ってクルミを散らし、オリーブオイル・粉チーズ(分量外)をかける。
- ★POINT
- 炭水化物を摂るなら、糖の吸収が穏やかで食物繊維やビタミンEが多く含まれる玄米がおすすめ。炊いた玄米をスープで煮るだけで、食感のよいリゾットが簡単に作れます。
出典:女性のための健康生活マガジン jineko vol.45 2020 Spring
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