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浦島太郎の竜宮城の生活

2015.4.4 11:50    0 3

質問者: かめこさん(秘密)

今朝、ふるさと再生日本むかしばなしの中で浦島太郎が放送されていました。
(地域によりますので、時間帯や曜日が違うところもありますが、私の地域では今朝でした)

姪が春休みなので、遊びに来ていて、その時に一緒に見ていたという状況だったわけですが、浦島太郎を見ると、幼少期に自分が持っていた浦島太郎の本を思い出します。

普通、世間一般に知られている話は、亀を助けた後竜宮城でごちそうやたいやひらめの舞踊り、玉手箱を開けてしまっておじいさんになってしまう・・・という形で終わるのが普通ですが、私が持っていた本では、竜宮城らしき御殿(竜宮城と言う名前までは触れられてない)で、太郎が乙姫様と四季の景色の移ろいを楽しむ内容で、それこそたいやひらめの舞踊りのシーンは一切出ていなかったのです。

その後、中学に入ってから古典の授業で浦島太郎について触れる機会がありましたが、
そこでは、一般的な浦島太郎(竜宮城やたいやヒラメの舞踊り)にあるような出来事は一切なく、竜宮城の生活が、四季の景色を楽しむことであることや、最後鶴か何かになって太郎が飛んでいくという話で締めくくられていたことで、一般的な浦島太郎との相違について発表する機会もあったため、私が持っていた本は、古典の話に忠実な話だったのかなと思っていました。

その後、幼児教育の短大に進学した後も、浦島太郎を絵本や劇で関わる機会があっても、私が持っていたその本以外、やはり「たいやひらめの舞踊り」など、一般的なイメージのものしかありませんでした。


本によって設定が若干違うものもあるとは言いますが、ここまで大幅に違うものは、あまり聞いたことが無いように思います。

たいやひらめの舞踊りなどは全く現れず、竜宮城の生活が四季の景色を楽しむだけだった

古典で学んだものは、おおざっぱにそういう流れですが、古典の授業ではなく、市販の絵本などでそのタイプの話を読まれた方はいますか?

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回答一覧

あります。
子供が幼稚園のときに購入した絵本で、チャイルド本社のうらしまたろうは、四季の景色を楽しむという内容でした。

2015.4.4 17:35 7

まろみ(37歳)

読んだことありますよ。

原作では玉手箱を開けると鶴になるんですよね。

浦島太郎が竜宮城から地上に戻ったら、地上の余りの変わりように自分の住んでいた島ではなく、別の場所についてしまったんだと思い、舟で自分の故郷を探すけど見つかるわけもなく、あまりの空腹に玉手箱を開けたら鶴になってしまう。

鶴にされたことに怒り浦島太郎は竜宮城に戻って乙姫に何故こんな事をするのか問いただし全てを知る。竜宮城での日々は実は700年間だった、人間のままでは生きられるわけもないだから鶴にしたんだと。(じゃあなんで玉手箱を開けるなとか言って人間のまま返したのか、矛盾点があるが)そして実は乙姫はあの助けた亀だったということ。浦島太郎は鶴となり亀である乙姫と共に残りの300年(鶴は千年、亀は万年)を暮らすって話ですね。(乙姫はこの時点で何歳だったんですかね)

現在のストーリーになったのは、明治29年 巌谷小波さんが書いた「日本昔噺」の中にある「浦島太郎」からだそうですよ。
鶴になる記述がなくなったのは「浦島太郎が約束を破り玉手箱を開けた為に、おじいさんになった」とすることで、子供たちに「約束を破ると悪いことが起こる」ということを伝えようとした為らしいですよ。

昔話って、言い伝えられる中でも変化するし、時代に合わせて故意に変えられることもあって、様々なパターンを読み分けると面白いですよね。

2015.4.4 17:53 14

ゆみこ(45歳)

横ですが、すごい勉強になりました!

2015.4.7 23:25 8

類(40歳)

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