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採卵後の痛みについて

専門医Q&A 女性の健康

採卵後の痛みについて

2011.11.3

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金魚さん(42歳)

採卵後はどんな痛みが出たら申告するものなんでしょうか?
採卵後、抗生物質などの投与なく、帰宅後 下腹に生理痛の様な痛みがあり、病院に電話で確認「鎮痛剤を服用してもらってもよいが、あまり酷いようなら入院の準備をして来てください」と言われとりあえず鎮痛剤を服用しばらく眠り、夜嘔吐しましたが、病院からの採卵の注意に麻酔の副作用で嘔吐する場合ありとあったので副作用かと。
採卵4日後の移植前も下腹が少し痛かったことを看護師さんにでも伝えてれば・・・移植せずに卵巣過剰刺激症候群にならずにすんだのか?
いい卵だったと聞いていたので、凍結移植をしてたらもっと確率あったのでは?

授精した場合、着床した場合は妊娠の継続が出来なくても生理の量がいつもより多くなると聞いたことがありましたが、量も増えず、いつもより少ない様な・・・。






お話を伺った先生のご紹介

浅田義正 先生 (浅田レディース名古屋駅前クリニック)


医学博士
日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医
日本生殖医学会認定生殖医療専門医


1982年 名古屋大学医学部卒業

1988年 名古屋大学医学部附属病院産婦人科医員として「不妊外来」および、「健康外来(更年期障害・ホルモン補充医療法)」の専門外来を担当

1992年 医学博士

1993年~1994年 米国最初の体外受精専門施設に留学し、主に顕微授精(卵細胞質内精子注入法:ICSI)の基礎的研究に従事
The Jones Institute For Reproductive Medicine, Eastern Virginia Medical School, Norfolk, Vairginia

1995年 名古屋大学医学部附属病院分院にてICSIによる治療開始。以後、辞職まで名古屋大学の顕微授精症例の全症例を自ら担当同年5月、精巣精子を用いたICSIによる妊娠例の日本初の報告

1998年 ナカジマクリニック不妊センター開設

2004年 浅田レディースクリニック(現浅田レディース勝川クリニック)開院

2010年 浅田レディース名古屋駅前クリニック開院

2018年 浅田レディース品川クリニック開院


【著作本】
「浅田レディースクリニック パーフェクトガイドブック」
初めての不妊治療クリニック選びに迷っている方や
当院の治療方針に興味をお持ちの方にお読み頂きたい本です。




≫ 浅田レディース名古屋駅前クリニック

採卵後、穿刺により腹腔内に出血があれば痛みの原因になります。
通常は我慢できる程度で、鎮痛剤で対応できます。
一般的に卵巣過剰刺激症候群の可能性がある場合は全受精卵凍結になります。凍結の技術が良い施設であれば、一般的に移植あたりの妊娠率は新鮮胚移植よりも凍結胚移植の方が高くなります。

生理の量はその時の卵巣ホルモン、黄体ホルモンでどれだけ子宮内膜組織ができたかの結果です。


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