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無月経後の妊娠について

専門医Q&A 女性の健康

無月経後の妊娠について

「無月経を8年も放置してきたことから、排卵誘発などの不妊治療をしてでも妊娠できるのか、疑問があります。」

2012.2.17

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kitchinさん(32歳)


私は以前摂食障害で体重減少してから続発性無月経となり、約8年間放置していました。現在は半年前よりカウフマン療法で出血を起こしています。現在は162cm、41kgで、以前より体重自体は5~6kg増加しました。先日採血をしたところ、E2は10以下、FSH6.96、LHは1.66と低値でした。無月経を8年も放置してきたことから、排卵誘発などの不妊治療をしてでも妊娠できるのか、疑問があります。卵巣機能は改善する見込みはあるのでしょうか?




お話を伺った先生のご紹介

徳岡 晋 先生 (とくおかレディースクリニック)


女性は月経の発来から、思春期、性成熟期、更年期そして閉経に至るまでダイナミックな女性ホルモンの変動にさらされます。
この間に職場や家庭内等でのさまざまなトラブルや困難な局面に遭遇します。
表面には出さなくとも、かなり多くの方々が月経痛・月経の異常・不正出血を経験し、また女性特有の子宮筋腫や子宮内膜症や更年期で起きる様々な症状に悩みます。
またある方々は苦しみます。
そのような中で、
当院は、子宝を希望される女性のための不妊治療専門クリニックとしての医療を行っております。

2010年7月26日のクリニック移転に際して、かねてより私の専門領域であるより良き妊娠のためのサポート、より高度な専門医療を望まれる方々への的確で最良の医療を中心に据えていきたいと考えております。
高ストレス社会、晩婚化、そして高齢出産となりやすい社会のシステムを反映してでしょうか、10組のご夫婦のうちで約1組のカップルが不妊治療を必要としているのが日本の現状です。
不妊治療というと、
何か恐い、痛い、特別な事をするのかと躊躇しているご夫婦の方々!!
まず当院のドアをノックしてください。
受付スタッフが笑顔でお迎えします。
次に、統括コーディネーター兼事務長を はじめとする不妊カウンセラーや体外受精コーディネーターなどの専門スタッフがご夫婦のお話をしっかりと伺います。
そして、院長診察へ。
そして、専門スタッフの胚培養士が皆様の子宝のためのお力となります。
お話だけでも、検査だけでも、
妊娠のためには早く始めれば早い程、良い結果が得られるのです。
明るく、前向きに、そして良い結果を得るために、ご夫婦手を携えてまず一歩を踏み出しましょう。
我々、とくおかレディースクリニックのすべての者が、しっかりと、時には厳しく、でも誠意を持って皆様の力になり、共に良い結果に向かって邁進していきます。


≫ とくおかレディースクリニック




体重減少性無月経、いわゆる視床下部下垂体系のホルモン分泌低下による無月経と考えます。
ただ、E2<10なのに、
FSH:6,96
LH:1,66と、それ程異常ではない事が変です。
妊娠するためには、もう少し体重を戻していく事も必要です。
また、HMG注射による排卵誘発が必須であり、
連日注射も視野に入れて、通院しやすい不妊専門医に早急に受診されるようにしましょう。





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