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移植前の出血

専門医Q&A 女性の健康

移植前の出血

2012.10.19

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ゆーりさん(39歳)

明後日、凍結胚の移植を予定している者です。

今日は生理12日目です。
治療を始める前は生理は7日間くらいはあったのですが、
治療を始めてから3、4日で終わるようになりました。
前回までの生理は3日、4日ですっきりと終わっていたのですが、
今回の生理はいまだに続いています。
鮮血ではなく、生理の終わりのような茶色く少し汚れる程度なのですがなかなかすっきり終わりません。
今日で終わるかなと毎日思っていたのですが…

移植を控えているので急に心配になり相談させていただきました。

医師には診察中に質問などする
と「心配しすぎ」と言われてしまうので、「大丈夫。」で終わってしまうような気がして。
移植は中止した方がよいのでしょうか?

ちなみに、生理三日目から「ユベラ」「アスピリン」を飲んでいます。
「フェマーラ」も三日目から五日間飲んでいました。

できれば、早いお返事がいただければとおもいます。
よろしくお願いします。


お話を伺った先生のご紹介

奥 裕嗣  先生 (レディースクリニック北浜)


私共は患者様一人ひとりとの出逢いを大切に、
徹底したインフォームド・コンセントを理想に掲げ、
スタッフ一同、すべての患者様に赤ちゃんのご縁がありますよう
切に願いながら、日々生殖医療に全力で取り組んでおります。

当院では最先端の生殖医療技術をご利用いただくとともに、
永く愛されるオリジナルの漢方療法もお受けいただけます。
また患者様の心理的なご負担にたいして優しいサポートが
出来るように、心理カウンセリングを備えました。

多様化する患者様の生活条件に合わせて、便利で快適に、
高度で確かな不妊治療を安心して受けていただけるように、ここ
「ザ・北浜プラザ」の医療モールにて開院することとなりました。
どうぞお気軽に、ご安心なさって、まずは扉をたたいてみてください。

■略歴
1987年
愛知医科大学卒業
愛知医科大学産婦人科学教室入局

1988年
愛知医科大学大学院入学
女性ホルモンの動脈硬化抑制についての研究を行う。
(更年期障害の基礎的研究)

1992年
同大学院卒業
エラジン酸の抗酸化作用

(アンチエージング作用)の研究にて博士号修得

総合大雄会病院勤務

1995年
蒲郡市民病院勤務

1998年
アメリカ合衆国に留学
Diamond Institute for Infertility and

Menopauseにて、体外受精、顕微授精等

最先端の生殖医療技術を3年間研修

2001年
IVF大阪クリニック勤務

2004年
IVFなんばクリニック勤務
2005年より副院長として勤務

2010年
レディースクリニック北浜開設



≫ レディースクリニック北浜

アスピリンは血流改善効果があり、内膜が厚くなる効果は少し期待できますが、出血傾向が出る事があり、今回の褐色の出血もアスピリンの影響が考えられます。
内膜の厚さが8mm以上あれば胚移植は可能と考えますが、ご心配なら1度キャンセルし次回再度自然周期ならアスピリンなしでトライされてはいかがでしょうか。
それでも出血があるなら、ホルモン補充周期へ変更も考慮さてはいかかでしょうか。


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