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変性卵子しか採卵できず、治療方法を迷っています

専門医Q&A 女性の健康

変性卵子しか採卵できず、治療方法を迷っています

2013.6.16

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べビ待ちロングさん(39歳)

今年に入り、3回の採卵を行いましたが、毎回、1つの変性卵子しか採卵出来ません。
昨年までは、別の病院で、6回の人口受精を試みましたが、どれも妊娠にはいたらずでした。
今年、初めてAMHの検査をしましたが、1.0以下と最悪の結果でした。

変性卵子が続いたので、病院からはソフィアAを21日間服用して、卵巣を1度休めてから、採卵を再開しましょうと言われたのですが、私のように高齢でAMHの値が極端に低い場合は、むやみにソフィアAなどのピル系の薬は服用しない方がいいと、よく耳にします。
病院でも、そのことを伝えましたが、
“これだけ変性卵子が続いたから、薬で1度卵巣を休めた方がいい”と言われてしまいました。
もちろん、一長一短だとは思いますが、私のような状況の場合、やはりピル系のお薬は、なるべく服用しない方が、ベターなのでしょうか?

また、今後挑戦できる治療方法は、どのようなものがありますか?





お話を伺った先生のご紹介

高橋克彦 先生 (広島HARTクリニック)


不妊でのお悩み、不妊治療、体外受精などで、来院される患者さんのために、広島HARTクリニックは世界のトップレベルの不妊症治療医療技術を提供することはもちろんのこと、患者さんの満足をさらに高めるためにISO9001:2008を取得して、スタッフ全員が継続的改善を目指して努力しています。

1947年1月2日広島県呉市生まれ
1971年慶應大学医学部卒業

■略歴■
現職
医療法人ハート理事長、広島HARTクリニック理事長

役職
JISART理事長、日本受精着床学会理事、Aspire(アジア太平洋生殖内分泌学会)理事、日本生殖心理カウンセリング学会理事 、日本生殖学会評議員

所属学会
日本産婦人科学会、日本生殖学会、日本受精着床学会、日本哺乳卵子学会、ESHRE(ヨーロッパ生殖学会)、ASRM(アメリカ生殖医学会)、Aspire(アジア太平洋生殖学会)、日本生殖医療心理カウンセリング学会



≫ 広島HARTクリニック

残念ながら治療法はありません。AMHが0.1で,3回採卵しても変性卵のみという女性は少なくありません。今後良質卵ができる可能性はないと考えるのが正しいと思います。


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