正しく理解しよう!受精卵の「グレード」について
まとめ 不妊治療
正しく理解しよう!受精卵の「グレード」について
不妊治療中、耳や目ににする受精卵の「グレード」。どのように評価ってされているの?理想的な数値はあるの?などのお悩みをまとめました。
受精卵の「グレード」って?
"金田先生「採卵から2日~3日目の初期胚ですが、分割がきれいに、均等に分割されているか、フラグメンテーション(割球とは異なる細胞破片)がないかなど基本的には「見た目」で評価されます。」"
グレードの高い受精卵は妊娠しやすい?
"石原先生「グレードのよい受精卵(胚)を移植しても、なかなか妊娠が成立しないのは珍しいことではありません。10回以上の移植でようやく妊娠する方もいますから、根気よく治療を続けていくことが大事ですね。」"
凍結融解胚移植とは?
"永井先生「途中HCG注射に切り替えて排卵熟成時に排卵させているとしたらHMGーHCG療法、GnRHアンタゴニスト注射に変えて排卵のタイミングを調節しているとしたらアンタゴニスト法かと思われますが、それぞれメリット、デメリットがあり、通常誘発法はその方の不妊となる原因を見ながら探っていくことになります。」"
いかかでしたか?
受精卵の「グレード」だけでなく、さまざまな背景をとらえたうえで医師は移植を判断します。
また、時間の経過とともに妊娠率はどんどん低下していくので、早めの治療が効果的です!
次回は、「防災の日」に関するまとめをお届けします。お楽しみに!