【妊活】セックスレスはどう解消する? 妊娠できない?
まとめ 妊活
【妊活】セックスレスはどう解消する? 妊娠できない?
妊活カップルには少なくないといわれる「セックスレス」。原因と解消法、セックスなしで妊娠する方法があるのをご存知ですか?
妊活を考え出してから夫婦の間でセックスの回数が減った、排卵日なのにうまくいかなかった、男性がタイミングで応じてくれない、など、妊活カップルの間でのセックスにまつわるトラブルは起こりやすくなるといわれています。
それは一体なぜなのでしょうか?
今回は、セックスレスと正面から向き合うための知識をご紹介します。
セックスレスカップルは意外と多い?
“元気な精子が採れることがわかるだけで、夫婦の溝が埋まり、失いかけていたお互いへの愛情や期待感が復活することも。採取した精子での人工授精で妊娠・出産できれば、夫婦の関係も良好になり、2人目が自然に授かるケースも多いのです。”
セックスレスが射精障害から起きている場合には
セックスレスという問題が2人の間にあると、「解消しなければ赤ちゃんができない」というプレッシャーは非常に大きなものになりがちです。特に男性は性衝動につながる精神的な部分はとても繊細だと言われています。プレッシャーがかかればかかるほど、セックスが難しいものになってしまう傾向があるようです。
“妊娠を望むあまりにセックスが義務化し、それがストレスになって回数が減ったり、夫婦仲までギクシャクしてしまう―。そんな悩みを持つカップルは昨今、とても増えています。
なかでも特に顕著なのは、忙しすぎて疲れてしまってセックスをする時間と気持ちの余裕がないという悩み。(中略)コンスタントにセックスの機会があれば別ですが、普段、まったくしていないのに、1カ月に1回、この日だけセックスしなくてはいけないとなれば、苦行に近いプレッシャーを感じて当然です。それを求める相手に対して良い気持ちをもてなくなるのも、あたりまえの感情ではないでしょうか。”
“夫が腟内で射精できないという声もよく耳にします。
実際、とても疲れていたり、ストレスのある時には射精がしづらいものですが、そのうえで、射精しなければ・・・という焦りがあれば、余計に射精は困難になります。
また、もともと女性の柔らかい腟の中で射精すること自体難しい、いわゆる腟内射精障害の男性も増えているように感じます。
今は、そういった腟内射精障害や遅漏などを男性側の不妊の原因のひとつとしてとらえ、治療するという考え方も広がってきました。例えば、TENGAのメンズトレーニングカップなどは、女性の腟の柔らかさに徐々に慣れていくための男性向けケア用品。腟内への挿入はできるけれど腟内で射精できないという男性には、おすすめです。(※インターネットで購入することができます)”
“セックスというのは、それなりにくつろいだ時間にするのが自然の流れ。子どもを作るという義務感だけでは無理が生じるのは当然です。(中略)時間的な余裕の問題や、腟内射精障害や性交痛などの悩みも、セックス以外のいろいろな方法で解消できるし、妊活できる方法があるということを知ってください。”
妊娠できない悩みはさまざまな手段で解消可能!
果たして、セックスレスの解消以外に赤ちゃんを授かる方法はないのでしょうか?
先にご紹介した記事には、性交以外の受精方法の紹介がありました。
“セックスしなくてもOK! 自宅でできるスポイト法(シリンジ法)
現在は、体外受精などの治療技術も進歩していて、必ずしも腟内性交をしなくても妊娠はできる時代になっています。
ですから、セックスができないとか、射精ができないなどといって、自分を責める必要はありません。
また、現在の産婦人科のガイドラインでは、38歳以上で妊娠を望む人にはすみやかに体外受精へのステップアップをすすめるという指示があります。つまり、女性が35歳以上で腟内射精や腟内性交ができないのであれば、悩んでいる時間はあまりないということです。
セックスはしたい時にするべきものです。しかし、それが難しいのであればいろいろな方法で回避できるし、それでも妊活する手段はあるのだということを知ってほしいと思います。”
また、ED(勃起障害)であれば、場合によっては薬などを使用するといった手段もあるようです。
“ED治療薬はどのような作用があるお薬なのですか?
辻先生:簡単にいうと血管を広げて、血液を送り込むお薬です。勃起させるというより、どちらかというと途中で萎えさせない作用があるものなんですね。排卵日にEDになる男性には、「中折れ」といって、勃起するけれどなかなか続かないという方が多いのですが、そのようなケースには大変効果があります。”
“どこで処方してもらえるのでしょうか。
辻先生:一般的な産婦人科や婦人科でも相談すれば出していただけると思います。婦人科に行くのが嫌だというご主人でしたら、当院のような男性不妊外来なら恥ずかしい思いをしなくてもすむのではないでしょうか。医療機関以外の個人輸入で入手しようとする方もいらっしゃいますが、そのようなところで販売しているものはほとんど偽造品の可能性が高く、思わぬ健康被害も予想されます。
やはりまず、病院で相談されたほうが安心ですね。
辻先生:ED治療薬は問診と血液検査など簡単な診察と検査で処方できます。副作用もほとんどなく、持病がある方でも医師に相談したうえで服用すれば安心です。きちんと受診していただければ、これをきっかけに隠れていた基礎疾患も発見できますよね。
マスターベーションはできるけれど、性交渉はできないという方、2回以上排卵日に性交渉ができなかったという方は、EDの可能性がありますから、ぜひ医療機関にご相談されるといいでしょう。”
“バイアグラなどのED治療薬には陰茎の海綿体平滑筋の緊張をゆるめ、血流を良くすることで十分な勃起に導く作用があります。ただし、性欲を増進する作用はありませんから、性的な刺激ややる気がなければ勃起しません。(中略)保険適用のお薬ではないので、医師に相談のうえ、希望する量を処方してもらうケースが多いようです。”
いかがでしたか?みんなの広場にも、セックスレスについてのお悩みがたくさん寄せられています。チェックしてみてくださいね。
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