こんにちは　ニッカさん
私もあなたと同じ様な状況です。治療歴もう３年です。
このような治療をしている事ってなかなか言い出し難い事だと思います。私も主人と本当に分かってくれそうな友達にしか言っていません。
私は以前に親友だと思っていた友達には言い出せず”欲しけりゃ作れば”っと安易な言い方をされ、その子には結局何も言えないまま友達終わりました。その子は私が子供好きって事はよく分かっていたはずなのにそういう言い方されたら言いたくても言えなくなると思いませんか？
そして、御両親にも言ってないと言うことですが、やっぱり言いにくいですよねぇ。言って心配されるなら言わないほうがいいと思うし、言って、もしも赤ちゃん出来なかったら何て言っていいかわからないし、難しい所ですよねぇ。
私は言わなくて済むならそれも優しさだと思いますがあなたはどうですか？急いで言うことでもないと思います。
私もですが、楽しく治療して赤ちゃんが授かる様にリラックスしましょう。

2002.5.30 17:58 6

お気持ち解ります。ニッカさんの人柄、優しさが文面から伝わります。
私も病院でタイミングを見てもらっていますが赤ちゃんに恵まれません。
私の場合は両親、親しい友達、会社の同僚に通院していることは話しています。私個人の考えとしては自分が通院しているのを知らないで「早く赤ちゃんは？」って聞かれる事に関してはある意味仕方がないと思っています（諦め）。人って十人十色で気遣いの出来る人、そうじゃない人、悪気はなく何となく聞いた人と色々だし...だから自分で「不妊治療に通っている」って事を周囲に話す事によって境界線、防御線みたいなものを張っています。通院している事を知っているのに「まだ赤ちゃんできないの〜？」と言う人は問題外です。そういう人とは割り切って付き合っています。

先日美容院の女性週刊誌で「代理出産」についての記事が目にとまりました。
日本で代理出産のコーディネーターをしている鷲見さんという女性の話でした。子宮ガンや何等かの疾患により子宮を失ってしまった女性の切実な「子供が欲しい」という願いを叶えたいとう一身で今まで何組ものカップルにホストマザー（HM代理母）を紹介したそうです。主にアメリカ人女性が多いそうです。アメリカ人女性は単にお金を目的とするのではなく少しでも人の役に立ちたいという誇りからHMを引き受けるそうです。そこで問題が発生するのが日本人との文化の違いによるトラブルで、特に日本人は不妊治療を隠したがる傾向にありそれが弊害となることが多いそうです。そこには周囲の人達の不妊治療に関する知識の乏しさ、理解の無さが大きく加わると思います。
HMは妊娠中風邪をこじらせ肺炎になりそうな時でも抗生物質一つも飲めずに他人の子供をおなかの中で守っているわけだから出産後赤ちゃんの誕生を待ち望むのは当然の事。アメリカ人同士ではクリスマス、誕生日は両家揃って祝うらしいですが日本人はクリスマスカード1枚でもHMの家から贈られると「子供には代理出産で産んだことは一生言うつもりは無いのにどういうつもりだ」と怒ってしまう。早産で産まれる事もありHMの産後の肥立ちも悪く勿論赤ちゃんは保育器の中にいるのに日本人は「いつ赤ちゃんを連れて帰れるのか？」の質問ばかりでHMの身体の心配をする様子は無い、そして診療費、治療費は上乗せされ契約書にもそのことは記載されているのに「こんなにお金が加算されると思わなかった」と契約書の重みが解っていない...等々の文面でした。

代理出産に対して情熱を持って第一線で頑張っていた鷲見さんですが今現在では代理出産は反対の立場にいるそうです。「このまま代理出産に関する法律が非合法のままだとますます闇に潜り、新たに問題が発生するでしょう。日本人がもっと不妊治療にオープンになり代理出産に対する法律を合法化するところまでもっていくことが何より必要であり、トラブルの防止にもなる。」という内容の文面でした。

私は考えさせられました。今まで「代理出産」に対して中立の立場でしたが「自分が肺炎になったら薬は飲めるがHMは飲めない」「自分は熟睡できるがHMはできない（おなかが重くて熟睡すらできない）」「もし自分が依頼しことでHMが妊娠中毒症等で死亡したらその人の子は母を亡くすことになる（経産婦が条件のため）」等々....このような弊害を無くし「代理出産」でしか子供を望めない夫婦も癒される方法は何か、合法化の道なのか...。でも答えはでません。しかしこれらの弊害の根っこにあるのは治療を受けることを少しも恥じることなく周囲に胸を張って「私は現在不妊治療中です」と言える社会づくりなんじゃないかな？
勿論周囲の風当たりは強いですよね。治療中の皆さん誰もが経験していることだと思います。だから周囲の人達を変えるのではなく自分自身が変わろう
て...周囲の人の理解を求める前に「不妊治療」している事を隠す事なく胸を張って言いたいです。そして考えが私も含め偏ってしまう事があると思います。友人の妊娠に心を動かされる事たくさんあります。でもお互いが「あの人には解らない」という考えを捨て（難しいですが）相手の立場になって考えるという当たり前の事ができたら少しずつ変わっていくかなって思いました。

随分と生意気な文章で不快な思いをされた方いらっしゃると思います。
今の正直な自分の気持ちをニッカさんのレスに載せさせてもらいました。
このまま赤ちゃんに恵まれず治療もステップアップしていくかもしれません。
でもその都度周囲にも報告しながら頑張っていきたいと思います。

2002.5.30 18:06 8

彩月さん、しろくまさんお返事ありがとうございました。

このテーマ『不妊治療をしている事を周囲に話した方がいいかどうか』でかれこれ３年間主人と悩んできました。

お二人のコメントとっても参考になりました。私は、自分の体が”赤ちゃんができにくい体”だと知るまでは”不妊”という事に対して色々と偏見を持っていたと思います。だから、周囲の人に知られるのがコワイとか悲しむんじゃないかとか頭で考えてしまうんですよね。でも、これからは不妊治療をしている人についてもっと世の中の人達にわかってもらえるような社会になれば、スムーズな人間関係を築いていくことができるんだと思うようになりました。
今までは、病院に通うのも知り合いに会わないようにコソコソしていたり、『赤ちゃんまだ？攻撃！』を受けた時は「結婚してからやりたい事を見つけたので赤ちゃんはもうしばらく後になるかな〜」な〜んて本当の事ではありますが、赤ちゃんができたらやめてもいいくらいの事を大げさに言って今まで逃げてきました。
このままで良いのか？不妊治療を周囲に隠している事によって自分を苦しめているのではないか？でも、話す事によって自分は開放されても周囲の人を苦しめる事にならないか？など考えるとまだ結論を出す事ができません。でも、今回お二人のコメントを読んで一歩前進できたような気がしました。これから、主人と色々と話し合って結論を出しながら不妊治療を続けていきたいと思います。

彩月さん、しろくまさんありがとうございました。お二人の所にこうのとりさんがやってきますようにお祈りしております。不妊治療、頑張りましょうね！！

2002.5.31 11:54 8