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2歳の子供のかんしゃく、原因と対応策とは?

コラム 子育て・教育

2歳の子供のかんしゃく、原因と対応策とは?

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2015.6.15

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ふとしたきっかけでかんしゃくを起こしてしまう2歳の子供。特に食べ物を欲しがるときにひどくなります。ママの悩みに看護師さん達はどのように答えているのでしょうか?


 


ママからの相談:「2歳の子供が食べ物を欲しがるときなどにぐずります。かんしゃくかなと思うのですが、抑える方法を教えてください」



2歳になる子供を観察していてかんしゃくかなと思う事がありました。昼間ふとした時にぐずり始め、手が付けられない時があります。特に甘い食べ物を欲しがる時は、お煎餅やほかのものではおさまらず、仕方なく飴や甘いジュースをいつも持ち歩くようにしています。本当はあまりお菓子などは与えたくありません、何かよい手立てはありませんでしょうか?(30代、女性)



幼い子供は表現力が追いつかないため、かんしゃくを起こします。


幼い子供は自分の欲求を伝えるための表現力が追いつきません。思うように伝えられない欲求不満が、かんしゃくの原因であると教えてくれました。



2歳前後の場合、歩くなど自分のしたいことができるようになる反面、言葉はまだ自由には使えません。自分の伝えたいことが上手く表現できないために、もどかしくなってかんしゃくを起こします。これは発達段階で起る自然な状態です。3から4歳の場合、言葉や行動で伝えたいことを表現できるようになりますが、感情的、攻撃的に表現するとかんしゃくになります。(看護師)




子供の感受性が強過ぎる、両親の態度に一貫性がない、両親に気分のムラがある、子供が行動的過ぎて気持ちを即行動に移してしまう、親の気が短いのを真似する、子供の気が短いこともかんしゃくの原因になります。(看護師)



気を紛らわせたり、感情をコントロールすることを教えるようにしましょう。


かんしゃくを起こしても、言いなりに欲求に応えるのではなく感情をコントロールすることを教えましょう。また、気を紛らわせる方法についてもアドバイスしてくれました。



あまやかして要求を受け入れれば、子供はかんしゃくを起こせば欲しいものが手に入ると思い、結果としてかんしゃくを自分の利益になるものと解釈します。子供に感情をコントロールすることを教えましょう。子供の心の安定を図るため、両親はいつも変わらない態度で接しましょう。無理な要求にははっきりノーと良い、もっと優しく穏やかな態度と言い方のほうがより良いということを教えてあげましょう。(看護師)




ひっくり返って泣き出す時は、「泣きやんだら呼んでね」と言って離れた場所から見守ります。子どもがかんしゃくを起こすと焦りや苛立ちを感じますが、怒っている子に怒って返しても逆効果ですし、あやすと逆に火がついてしまうので、黙って落ち着くのを待ちます。(小児科看護師)




抱っこやおんぶ、肩車、抱き上げて回転遊びなどが有効なときもあります。性格やその時々で落ち着くポイントが違うので、色々試してみながら、本当は何を求めてるのかを見極めて対処してみてください。人手があるときは、他の人と対応を変わるだけで機嫌が良くなることもあります。(小児科看護師)



かんしゃくを起こすと、早く解決したいがために、言われるがままに欲求に応えたくなってしまうものです。しかし、そこを我慢して穏やかな態度で、感情をコントロールすることを教えていくようにしましょう。






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