温めすぎで【流産や早産】のリスク!?妊娠中の正しい入浴方法
コラム 妊娠・出産
お風呂でリフレッシュのつもりが...
妊娠すると体が疲れやすくなり、腰痛に悩まされるなど、体に何らかの不調が出やすくなるもの。疲れた体を癒して、気持ちもリフレッシュできるお風呂は、1日の楽しみのひとつだという妊婦さんも多いのではないでしょうか。
しかし、間違った入浴方法が思わぬ事態を招く場合もあるのです。では、妊娠中のお風呂ではどんなことに気をつけたらいいのでしょうか。
子宮を温め過ぎる長風呂は危険!?
よく、「妊婦はお腹を温めろ」といわれますが、実は子宮を温めすぎると収縮を促し、流産や早産のリスクが高まるので、特に妊娠初期の長風呂は危険といえます。
以下は、入浴の際に気を付けていただきたい6つのポイントです。
1:長風呂は体に負担がかかるので、お湯に浸かる時間は長くても10分程度にする
2:肩まで浸からず、お腹の辺りまでお湯に浸かる半身浴スタイルにする
3:寒い場合は、肩にお湯をかけたり、温めたタオルをのせたりする
4:お風呂のお湯は37℃位のややぬるま湯にする
5:冬場は、浴室内が冷えすぎないよう暖房やお風呂の湯気で温める
6:夏は暑くてめまいを起こさないよう換気扇をつけて室温を調節する
臨月間近の入浴の際は万全の準備を!
妊娠中は貧血気味になりやすいため、入浴中に急に体調が悪くなったり、臨月が近い場合、破水、陣痛が起こる可能性もあります。急な体調の変化に対処できるように、できれば家に他の家族がいる時間帯の入浴が望ましいでしょう。他の家族がいない場合は、脱衣場に携帯電話を用意しておきます。
万が一、入浴中急に立ちくらみがしても、慌てないで座っておさまるのを待ち、お風呂から外に出て、水を飲んだり横になって体を休めたりしましょう。
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