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0歳児の発育が不安・・・今から障がいの兆候はわかる?

コラム 子育て・教育

0歳児の発育が不安・・・今から障がいの兆候はわかる?

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2015.12.25

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同じ月齢の子どもたちと比較して、できないことがあると、発育に何か問題があるのでは?と心配になるものです。周囲を気にせず自分の子育てをしたいのに周りが気になってしまう、また、もし本当に発育に問題があるなら早く見つけたいという相談に対し、専門家のアドバイスとは。


 


ママからの質問:「同じ月齢の子と比べると、発育が不安です」



現在0歳、初めての子どもです。児童館や習い事などで、同じ月齢の子どもたちと発育状況を見比べてしまい、できないことがあると気になります。「発育のスピードはそれぞれだから」という周囲の言葉も単なる気休めのように聞こえてしまいます。周囲を気にせず自分の子育てに集中するためのコツはあるのでしょうか。また「個人差」で片付けられない障がいなどがあった場合、その兆候をどうやって見つければよいですか。(30代・女性)



子どもの成長は本当にそれぞれ


子どもの成長には個人差があり、特に小さい頃は差が大きいため、ほかの子と比べることには意味がありません。乳幼児健診の際に専門家のチェックを定期的に受けられますから、何もいわれていなければ、心配しすぎることはないでしょう。



周りの方がいうように、子どもの成長は様々です。他の子と比べる必要はありませんし、育児書通りというわけでもありません。健診の際にも発達障害については、よく観察しますから、心配でしたら健診の際に主治医や保健師に相談してください。(産科看護師)




日本では乳幼児健診といって、決められた月齢や年齢で、定期的に小児科で健診を受けられます。そのときに発育や発達に問題がないかどうか、医師がチェックしますので、あまり心配しすぎなくても大丈夫です。(内科医師)




子どもの成長は本当にそれぞれで、小さい頃は大きな差があります。たとえば、一般的には8~1カ月くらいでつかまり立ちをするといわれていますが、10カ月になっても他のことやハイハイに夢中になって、なかなかつかまり立ちをしない子もいます。また一人歩きにしても、10カ月頃には歩き始める子もいれば、1歳3~4カ月でやっと最初の1歩を踏み出す子もいます。(内科医師)



0歳の時点では、早く障がいを見つけなければ!と焦る必要なし


個人差では片づけられない発達障害などの兆候があれば、早く見つけたいと思うのが親心ですが、2歳や4歳で見分けられることが多く、0歳で見分けようとするのは早すぎて難しいようです。不安なことは何でも専門家に相談し、比べたり焦ったりせずに成長を楽しみましょう。



発育の中で、発達障害があるかないかを見分けるのに適しているのは、特に言葉や物事の理解が進む2歳代や、社会性が伸びる4歳代といわれています。発達障害は脳の先天的な機能不全の1種で親のしつけなどは関係なく、時に適切な接し方をすることで、症状が回復する可能性も十分にあります。(内科医師)




いずれにしても、日本では健診制度があり、医師とも定期的に相談できますので、何か不安に思ったら相談するようにしましょう。心配しすぎたり、早く見つけなければと思ったり、他の子と比べたりせずに成長を見守ってあげてくださいね。(内科医師)



小さいときの子どもの成長は個人差が大きいため、周りの子どもと比べるのは無意味です。発達障害の心配については、早く見つけようと焦っても、0歳ではまだ見分けが難しいです。健診で何もいわれていないのであれば、心配しすぎる必要はないようです。






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