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2歳半の息子のイヤイヤがひどい!どうすれば?

コラム 子育て・教育

2歳半の息子のイヤイヤがひどい!どうすれば?

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2016.3.1

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「魔の2歳児」ともいわれるイヤイヤ期。何もかもが順調に進まず、親もイライラしてどうしようもないという悩みに対し、看護師さんたちは何とアドバイスしているでしょうか。



 


ママからの質問:「子どものイヤイヤ期は、一体いつになったら終わってくれるのか」



2歳半の息子のイヤイヤ期が始まってから既に1年近くたちます。最初は「ああこれがイヤイヤ期なのかな」と、軽く捉えられる余裕もありました。しかし、最近は何をするにもヤダの繰り返しで、靴下一つ順調に履かせられず、外出などの計画が思い通りに進みません。それもあり、本当にイライラして怒鳴ってしまう自分を、どうしていいかわかりません。(30代・女性)



魔の2歳児は、成長過程に欠かせない時期


イヤイヤ期は「魔の2歳児」ともいわれ、親にとっては大変な時期ですが、感情のコントロールや表現方法を学ぶ上で不可欠な時期です。おおらかに見守りましょう。



魔の2歳児といわれるイヤイヤ期があります。特徴としては、大人のいうこと何にでもイヤという、いうことを聞かない、奇声をあげる、噛みつく、人のものを取り上げる、叩く、何でも自分のものにしたがる、という傾向があります。何をしたいのかわかっているのに、うまく言葉にできない、自分がやりたいことを他の人がやってしまったなど、自分の気持ちをコントロールできず、怒ったり泣いたりすることで、感情をぶつけます。(産科看護師)




成長過程において、大切な時期です。イヤイヤすることで、自立に向けて自分の意見を主張し、自分の感情や行動をコントロールすることを学びます。イヤといったときは、なぜイヤなのか、理由を聞いて、お子さんの気持ちに共感してください。「そうなんだ。そうしたかったの」と、肯定的な声掛けをしてください。(産科看護師)




この時期がない子どもは、成長しても自分の感情をコントロールできなかったり、感情表現ができなかったりします。一時的なことですから、おおらかな気持ちで見守ってください。(産科看護師)



子どもが楽しく取り組むような工夫を


親子ともできるだけストレスなくこの時期を乗り越えるには、時間に余裕を持つこと、楽しく行うように工夫することだというアドバイスがありました。頭ごなしに叱るのは逆効果のようです。



やってみてほしいのは『たのしくやれる方法はないかを考える』ことと、親が『時間に余裕を持って準備を始める』ということです。(看護師)




私は、子どもが準備するに時間がかかるのがわかっていたので、その分、早起きさせたり、余裕をもって準備を始めてもらっていました。よくやっていたのは『靴下を履くまでにあと10秒!10、9、8…』とカウントすること。すると、喜んで素早く履きました。きっと達成感があるんでしょう。『お母さんとトイレに行くのは、どっちが早いかな?』などと楽しんでやっていました。(看護師)




危険なこと、してはいけないことについては、落ち着いた口調で、してはいけない理由を理解できるまで教えてあげてください。イライラするでしょうが、頭ごなしに叱っても逆効果です。自分でできたことは、しっかり褒めてあげてください。(産科看護師)



イヤイヤ期は大変ですが、成長に欠かせない時期です。おおらかに見守り、余裕を持って準備する、楽しく行う方法を考えるなど、工夫してこの時期を乗り切りましょう。





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