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体外受精 移植 反復不成功

専門医Q&A 女性の健康

体外受精 移植 反復不成功

2011.9.7

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りんごさん(39歳)

体外受精 移植反復不成功・・

1年半まえから体外受精をしております。
現在4歳の子供が一人おり、AIHにて34歳の時に授かりました。

来月40歳を迎えます。
今まで、採卵3回、移植6回してます。
移植は8分割2回、新鮮杯盤胞移植3回です。
凍結杯盤胞移植1回です。

新鮮杯盤胞移植で1回5週の胎嚢確認後流産しております。
不育症の検査は異常ありませんでした。

この先どのような治療をしたら良いのか途方に暮れています・・。
3回の採卵ではロング法で毎回13個ほど採卵でき、5月の採卵では4個の杯盤胞ができましたが、現在2個移植した段階で、流産と陰性です。

複数回移植後に授かった方、いらっしゃいますか?
誘発方法で、卵の質は変わるのでしょうか?




お話を伺った先生のご紹介

藤野祐司 先生 (なかむらレディースクリニック)


1979年
大阪市立大学医学部卒業

1985年
大阪市立大学医学部大学院医学研究科外科系修了
     新千里病院(現済生会千里病院)産婦人科勤務
1988年
大阪市立大学医学部産科婦人科学教室助手

1989~1990年
UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)留学

1993年
大阪市立大学医学部産科婦人科学教室講師

1997年
藤野婦人科クリニック院長・大阪市立大学医学部非常勤講師


医学博士 日本産科婦人科学会専門医
     日本生殖医学会生殖医療指導医

日本産科婦人科学会会員・日本生殖医学会評議員・日本受精着床学会評議員
アメリカ生殖医学会会員・ヨーロッパヒト生殖医学会会員



≫ なかむらレディースクリニック

年齢が進めば卵子の質が低下してきます。
また、染色体異常の割合も高くなると言われています。
その結果、流産する率が20〜30歳代の方々に比べ、高くなるものとお考え下さい。
不育症の検査では母体側の原因検索だけですので受精卵の質に関しては確実な答えは出せないのが現状です。
体外受精の妊娠率は年齢とともに低下してきます。
40歳を超えますと10%くらいになるとお考え下さい。
その分、妊娠までの実施回数(妊娠までにかかる回数)が増える可能性が高くなります。
排卵誘発法による変化ですが、年齢とともに卵子の数も減ってきます。
たくさん採卵することが困難になってくる方も多く拝見しております。
「数よりも質」とお考えになり卵巣刺激方法を変えてみることも必要になるかもしれません。


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