不育症

専門医Q&A 女性の健康

不育症

2012.12.19

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望夢さん(40歳)

今年の3月に流産しました。この時は5週半ばでの流産でしたが、手術
での流産でした。次に8月での妊娠反応でこの時は4週での急性流産でした。3度目が今月の12月にこれも袋は確認出来ましたが、出血してしまい科学流産でした。
2度目の時に不育症の可能性がなるのなら早めに検査等した方が良いのでないか?と、先生に確認した所大丈夫との事でしたので、3度目の妊娠がわかっても、流産してしまいました。
今の病院は不妊治療する所では無いので病院を変えた方が良いのか、地方の方で不育治療専門の病院がありません。不育治療専門の病院でも良いのか、年齢的にギリギリでも、知識もなくどうしたら良いのかわかりません。
卵子の老人だったらもう望めないのでしょうか?これからどうしたら良いのか教えていただけますか。
補足。
子宮筋腫はありますが、妊娠には問題ないと言われています。


お話を伺った先生のご紹介

藤野 剛 先生 (ときわ台レディースクリニック)


■患者様それぞれに対応したきめの細かい治療を行います。
近年、不妊で悩む方々が増加しております。不妊治療を専門とする施設
は、最近わが国では急速に増加していますが、都心部に集中しており、
首都圏でも都心部以外ではまだ充分ではありません。

私は、帝京大学医学部産婦人科学教室で不妊・内分泌を学び、その後も
不妊治療をライフワークとしてきました。そして2008年9月1日、不妊
治療を中心とした、ときわ台レディースクリニックを開院しました。
地域に根差した診療を心掛け、患者様それぞれに対応したきめの細かい
治療を行います。また、当院では体外受精等の高度生殖補助治療に対応
可能な設備を備えております。

1.診療に当たっては、まず、患者様の悩みや要望を丁寧にお聞きします
2.適切な検査を行い、それぞれの患者様に合った治療を進めていきます
3.患者様が安心して病院を訪れられるように、家庭的な病院環境や、
 スタッフの誠実な対応を心掛けています

■院長経歴
平成 7年 3月 帝京大学医学部卒業
平成 7年 5月 帝京大学医学部産婦人科入局
平成 9年 4月 焼津市立総合病院
平成11年 4月 帝京大学大学院
平成15年 4月 帝京大学医学部付属病院 助手
平成18年 4月 大川病院
平成20年 9月 ときわ台レディースクリニック開業

■認定専門医
産婦人科専門医
母体保護法指定医



≫ ときわ台レディースクリニック

3回流産されているため、習慣流産と考えられます。
不育症治療専門病院でなくとも不妊治療専門の病院がお住まいの近隣にあれば相談されて不育症の検査を行うことをお勧めします。
血液凝固、免疫因子、遺伝因子、内分泌(ホルモン)因子を検査します。また子宮筋腫があるとのことですが筋腫の大きさや位置によっては流産の原因となることがあります。他に子宮の奇形の有無を調べることも必要と考えます。
 流産の原因が特定出来ず原因不明のことが多く、おっしゃるように年齢因子である可能性がありますが、検査したうえで今後の妊娠に臨まれたほうが不安感が和らぐのではないかと思います。


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