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不妊治療について

専門医Q&A 女性の健康

不妊治療について

2014.9.23

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あみさん(37歳)

男性不妊につき、顕微受精をし始めた者です。
カウフマン療法を生理一日目から行っていますが、いつもは5日くらいで終わる生理が、10日たっても終わりません。

二種類のピルを21日ずつ飲み、その後の生理がきたら、ホルモン注射を行い採卵となる予定ですが、ピル服用最中に出血が止まらないままでも、採卵できるのでしょうか?


お話を伺った先生のご紹介

田中雄大 先生 (メディカルパーク湘南)


メディカルパーク湘南は、産婦人科専門病院です。 最先端の不妊治療、熟練の内視鏡技術、最新鋭の医療機器。全てにおいて妥協を許さず、粋を極めた理想を追求しました。構想から足掛け7年、長くかかってしまいましたが、私が予てから目指していた理想の産婦人科医療が漸く実現します。 「メディカルパーク」という言葉には、この病院が、患者様の様々な要望に応え、皆さんが集う公園のような場所になればという思いが込められています。医療は常に変革しています。そして患者様のニーズも多様化し続けています。私たちはこの湘南の地から、新しい医療を発信して参ります。そして多くの患者さんに1つでも多くの幸せを運べるように、職員一同、全力で邁進して参ります。

メディカルパーク湘南が皆様に愛される病院になることを願って止みません。末永く、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

【略歴】
1991年 慶應義塾志木高等学校卒業
1997年 慶應義塾大学医学部卒業
1997年 在沖縄アメリカ海軍病院インターン
1998年 慶應義塾大学医学部産婦人科学教室入局
2004年 慶應義塾大学医学部医学博士取得
2009年 聖マリアンナ医科大学非常勤講師就任
2011年 中国蘭州大学第2附属病院 名誉教授就任


【資格】
医学博士
日本産科婦人科学会       産婦人科専門医
日本産科婦人科内視鏡学会  技術認定医
日本外科内視鏡学会       技術認定医
母体保護指定医
日本生殖医学会         生殖医療専門医

【学会賞受賞】
2004年 第20回ヨーロッパ生殖医学学会
      最優秀ポスター賞受賞
2005年 第57回日本産科婦人科学会学術講演会
      グッドプレゼンテーション賞受賞
2007年 第49回日本産科婦人科内視鏡学会
      最優秀ビデオ賞受賞

【著作本】
「最新 不妊治療・体外受精がわかる本」
大規模なアンケート調査から多くの方が悩まれている症状や治療に対する疑問に
最新情報を交えてお答えしています。
セカンドオピニオンブックとして、お守りのように持っていただきたい1冊です。
( ジネコSHOPで発売中 http://bit.ly/1KtsKZo )
 




≫ メディカルパーク湘南

カウフマン療法は卵巣機能が悪い方にやることが多い方法です。
AMHで卵巣年齢が若いと言われているのに、カウフマン療法をやっていらっしゃる理由がわかりませんが、一言でいえば心配なさらなくても大丈夫です。
2種類のピルをしっかりと服用したのであれば、出血があろうが無かろうが、
採卵に向けてスタートしてもいいと思います。
生理の期間が長くても、もし逆に短かったとしても、自然ではなく、ピルを使って1回整えているので心配ありません。

もし出血があまり長く続くようでしたら、子宮内に粘膜下筋腫や内膜ポリープなどが
あることも考えられますので、子宮鏡検査を受けてみてください。
あとは、出血量が多くなっている原因として、ホルモンのバランスが乱れている可能性も考えられます。
カウフマン療法をやって生理が来た時に採血をして、エストロゲン、LH、FSHのホルモンをチェエクしてもらったらいかがでしょうか。


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