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【Q&A】全身蕁麻疹を発症した後の妊婦検診で心拍停止。何か検査できることは?-北村先生

専門医Q&A 不妊治療

【Q&A】全身蕁麻疹を発症した後の妊婦検診で心拍停止。何か検査できることは?-北村先生

胚盤胞移植をして心拍を確認できたものの、次の日に全身蕁麻疹を発症し、その後の妊婦検診で心拍が止まっていました。次回の移植までに検査できることはないのでしょうか?明大前アートクリニックの北村誠司先生に伺いました。

2019.9.20

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相談者:くろさん(38歳)



両側卵巣チョコレート囊腫、抗セントロメア抗体陽性で不妊治療中です。
ホルモン補充周期による胚盤胞移植をして陽性ののち、妊娠6週1日で心拍を確認できたのですが、次の日に全身蕁麻疹で5日間苦しみました。連休中で専門の先生に診てもらうことも出来ず、発症から2日目にアレグラ薬を2回、発症から3日目に皮膚科受診してポララミン処方してもらい3回服用しました。
その後薬を飲まずに耐えて、発症から5日目には治ってきました。まるで胎児を拒絶してるかのようで、その後7週3日の妊婦検診で心拍が止まっていました。自然排出を待ったのですが、9週に入って稽留流産で手術をし、現在病理解剖結果待ちです。

この件で何か検査できることはないでしょうか?妊娠初期で流産するのは2回目です。ただし、1回目は21歳の時で自然妊娠でした。期間も空きすぎているのと、その後タイミング法から人工授精、体外受精とステップアップして各治療5回程挑戦してましたが妊娠しなかったので貴重な陽性反応でした。これ以上凍結胚盤胞も無駄にしたくありません。



北村先生からの回答




病理検査と同時に染色体検査も行ったのでしょうか?

今回の妊娠中に胎児を拒絶しているかのような感じを受けたなら、免疫の検査(リンパ球)を受けてみても良いと思います


 


 



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お話を伺った先生のご紹介

北村 誠司先生


荻窪・虹クリニック院長を経て、2018年2月に「明大前アートクリニック」を開院。
1989年より、IVF及び内視鏡下手術に従事。子宮鏡下手術による胚移植の改善、腹腔鏡下手術による子宮筋腫、内膜症の解消・改善を図ると同時に、妊娠困難症例に対しても新しい治療法を取り入れている。また、クリニックでは男性不妊も含めた高度生殖医療にも対応。新しいクリニックは白を基調としたスタイリッシュな雰囲気。最近、スポーツバイクを購入し、通勤されているという快活な先生です。


≫ 明大前アートクリニック

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