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「her story ~あなたにつたえたいメッセージ~」特別養子縁組のお話 後編

まとめ ジネコセレクト

「her story ~あなたにつたえたいメッセージ~」特別養子縁組のお話 後編

フリマガ『Jineko.net』は2019年で10周年を迎えました。締めくくりの冬号の「あなたにつたえたいメッセージ」に登場したこはるさん。実は10年前に取材をしています。子宮体がんを経て、特別養子縁組という選択に至った経緯をご覧ください。

2019.12.7

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前へ、希望へ


「モアイと子どものいる家族を作りたい」

治療を行う中でもこの気持ちが消えない、こはる。

そんな中、生まれたばかりの赤ちゃんをこの手に抱ける

「特別養子縁組」という制度を知り、こはるの心ははやった。

モアイは、どんなときだって希望に向かって突き進む

こはるの杖になり、支えようと決断する。


 



"自分の役割は、今日より明日、少しでも遠くまでこはるが歩いていけるよう、支えることなのだとモアイは思う。多分それは、そもそもの出会いから決まっていたことなのだ。"


子宮摘出、夫婦の選んだ家族の物語【3】



やっと会えた、二人のこども


可能性が少しでもあれば、全国を駆け巡った、こはるとモアイ。

手掛かりが一向につかめない中、友人からの鶴の一声が。

それを頼りに、深夜バスで中国地方に向かった二人。

「私が絶対になんとかしますから」という

初めて実感した、希望に満ちた具体的な可能性の言葉。

こはるとモアイは、ただ、ひたすら電話が鳴るのを待つのであった。


 


 



"こはるとモアイは心から思った。こはるが子宮を失って約1年4ヶ月。どこかにいる二人の子どもを探す旅が、今、終わろうとしていた。"


子宮摘出、夫婦の選んだ家族の物語【4】



いかがでしたか?

ジネコはこの出来事から10年経った

こはるさんとご主人のモアイ、そしてよっしーのご家族を取材させていただきました。

そのコラムは以下のリンクからご覧いただけます。

【her story 特別編 10th Anniversary】“養子”を選択したある家族の軌跡。特別なことじゃない。 ごく普通の家族の幸せをかみしめています。

気になる方は、ぜひご覧ください!




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