多胎減数手術について
2014.11.28 14:27 1 7
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質問者: Nellyさん(36歳) |
不快な思いをされる方が居たら申し訳ありません。最初に謝っておきます
現在カナダに住んでいます。
こちらでIVFをし、二つの受精卵を戻した結果、一つが双生児になり、三つ子の妊娠がわかりました。
現在8週目ですが、三つ子たちはサイズにもあまり変わりはなく、週数どおりに順調に育ってくれています。
前回、クリニックに行って超音波をした後、三つ子になるのでハイリスクの専門医に会い、三つ子によるあらゆるリスク、胎盤一つをシェアしている双生児についてのリスクなどの説明を受けました。
その結果、三つ子やそれ以上の多胎の場合、選択肢の一つとして減数手術がある事を説明されました。
三つ子をそのまま妊娠し続け、流産に至る可能性(3人とも流産)は統計的に12~15%あるそうです。
三つ子を双子に減らした場合は減数手術での流産のリスクも含めて5~10%。
三つ子を一人に減らした場合は減数手術での流産のリスクも含めて3~10%。
私は以前NICUで働いていた事があるので、三つ子やそれ以上の多胎児のお世話もした事があります。大体が32週辺りに産まれ、正期産(37週以降)以前に生まれる可能性は92%。32週以前は20%だそうです。
早産になる事での未熟な身体発達、脳、聴力、視力、肺問題など問題が無い事はほぼありません。
私はNICUを退院した後の事はあまり知りません。しかし、小児科にすぐに何かの問題で戻って来る子達はやはり早産の未熟児の子が多かったようです。
一生の問題を抱えている事も相当あります。
後は、カナダに住んでいることで身近には出産後の育児を継続して助けてくれるような家族はいません。最初の数ヶ月は両方の母親達が来て助けてくれるでしょうが、基本的には自分達だけです。
1年の育休はとれますが、その後は私もダンナもフルタイムで働かないと三つ子を養っていく事は無理でしょう。となると、ベビーシッターを雇うことになり、相当の金額(私達2人の手取りの約3分の1)はベビーシッターに払う事になります。
要するに、私は三つ子を産んだ場合に生まれてくる子達の健康問題、養っていく金銭問題、体力の問題などを考えた結果、一人を減らす事が産まれてくる子供にも私達にも長い目で見ていい結果をもたらすのでは無いかと思うのです。
ここまでの考えに至るまでに沢山の文献やフォーラムも読みました。一つの命を意図的になくす事についても沢山の涙をながしました。
一生その命を忘れる事はないだろうし、残された子供にも大きくなったら話すつもりです。
IVFをした結果多過ぎたから減らすと言う単純な選択ではありません。
倫理的に反対だとか、自分勝手だというコメントはどうか控えて下さい。
そういう事はもう自分の中でも散々葛藤したうえで、経験者の話を聞いてみたいのです。
どうかそれだけで私の人格自体を非難する事は控えて下さい。
三つ子をそのまま継続したと言う方の経験談でもかまいません。
支離滅裂な文になってしまったかも知れません。
でも、経験された方なら分かっていただけるのではないかと思います。
どうか、よろしくお願いします。
回答一覧
私は、顕微授精で2こ胚を戻し双子を出産し育てています。
当然三つ子の可能性もあることも承知でした。でも私の場合は助けてもらえる環境だったので、承知で移植しました。
移植の時点で、減胎ということは考えていませんでした。覚悟の上だったので、そんな酷いこと出来ませんでした。
2014.11.28 20:35 28
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母親(30歳) |
はじめまして。
体外受精で3つ子を授かった親しい友人がいます。
20週くらいから管理入院が始まり長い入院生活を送っていました。
無事に3人共生まれてきましたが、3人のうち2人に重度の障害が
見つかりました。
2人は一生歩くこともできません。
夫婦で協力し、親にも助けてもらっていましたが、いろんな問題が
多すぎて大変でした。今もです。
せっかく授かった命なのに…
という気持ちもわかりますが、ご自身の体、今後の生活、夫婦関係などを
考えて減胎手術もアリだと私は思います。
普通に妊娠して、いろんな理由で堕胎する人はたくさんいます。
倫理的な問題であり、難しいですが、もし私が同じ立場ならば手術を
受けると思います。
このままいくと3人共の命と母体にも危険があることも考えて答えを
だしてくださいね。
2014.11.29 00:05 33
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PEACE(42歳) |
はじめまして。
産科病棟で働いています。私の同僚が排卵誘発の末に三つ子を妊娠しました。
その上にも1人お子さんがいます。
三つ子と聞いたとき、周囲は産むんでしょ!?的な雰囲気。もちろん私も外野なので産むのかなと思っていました。
しかし彼女達夫婦が下した決断は三つ子を双子にする減胎手術でした。
医療者なのに…という周囲の冷ややかな視線も実際にはありました。でも産んで育てていくのは彼女達夫婦なのでその決断にとやかく言う権利は誰にもありません。
私も子どもがおり育児の大変さはわかりますので減胎手術を受けたことは話題には出しません。
彼女は入院治療の末、37週まで妊娠継続し、現在は健康な双子を育てています。
また勤務している病棟では三つ子を妊娠しているお母さんに出会います。
長い管理入院、24時間の張り止めの持続点滴、25週くらいでもうすでにはち切れそうなお腹……。
もちろん胎児の発育格差が広がり、残念ながらお腹の中で1人が亡くなるなどの悲しい現実もみてきました。出生後に重度の障害を負ったり、超低出生体重で生まれ退院できずにずっと入院している子もいます。
本当に難しい選択ですよね。しかしNellyさんご夫婦がどんな選択をしたとしても誰かが意見できる問題ではありません。
Nellyさんご夫婦がたくさんの葛藤の中でどうか最良の選択ができますようお祈りいたします。
2014.11.29 23:36 13
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ぶんちゃ(34歳) |
移植で双子を授かりました。切迫入院4ヶ月しましたが無事に産めました
周りに何人か多児がいましたが、3つ子を無事に産んだ人もいたし、双子でも1人だめになってしまった人もいました。
またかなりの早産になった方もいました(子供は無事に育っています)
減胎した方は1人知っていて、上の子妊娠児に問題がでたので、多児妊娠は母子に負担とのことで医師から勧められたそうです
無事に1人を出産してましたが、それで2人ダメになる可能性もあったようです。
それよりも母に何かあったら上の子がと思ったようです
3つ子でも無事に産んでる人はいますし、継続しても全員育つかは分からないので私ならIVFした以上産む選択するかなと思いますが、早産は避けられないし育児も大変だとは思います
減胎して3人だめになる可能性や何かトラブルや障害が出たときに後悔しないかよく話し合って決めてください
2014.12.1 22:22 5
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のん(35歳) |
お返事をして下さった方々ありがとうございました。
母親さん;二つの卵を戻して三つ子になる可能性は1%だそうです。
私はそれよりも、二つ戻しても二つとも着床できる可能性のほうが低いので、二つ戻しました。まさか三つ子になるとは思ってもいませんでした。。
Peaceさん;友人の方のお話を聞かせていただいてありがとうございます。
20週から管理入院ですか・・・。早いですね。でも、三つ子の場合はよくある話でしょうね。何週で出産されたのか分かりませんが、早産のためや、お腹で3人を育てる事の限界から、障害が出てしまう事はあるんでしょうね・・・。
夫婦での協力は出来ると思います。私のだんなさんは何でも頑張ってやってくれる人です。しかし、障害があった場合には私が働きに出るのも難しいと思いますし、そうなると、金銭的にも大変だと思います・・。かつ、周りに家族が居ないので自分達だけです・・・。
おっしゃるとおり、夫婦関係にも変化が出ると思います・・・。
温かいお言葉をありがとうございました。
ぶんちゃさん;私も実はNICUで働いていたので、多胎児による早産や未熟児を沢山見てきました。たとえ一人を産む事になっても何かしらのリスクがあるのには変わりはありませんが、そんな事を言っていたら子供を産む選択自体が難しいですよね。。
重度の障害を持った時、他の子供に与える影響。周りに家族が居ないため、障害を持った子を付きっ切りで見る事は無理です。そうなると、なぜ3人継続しようと思ったのか・・を後悔する気もするのです・・・。
もちろん34週くらいまで持って無事に少し小さく産むだけの方も見えます。そういう子達も見てきました。でも、自分がそうなるかどうかは分かりませんよね・・。
医療者の方の意見を伺う事が出来て感謝しています。温かいお言葉をありがとうございました。
のんさん;お2人のお子さんの出産おめでとうございます。入院中にいろんな方を見られたんでしょうね。
おっっしゃる通りに多胎にはそれにまつわるリスクが沢山ありますよね。双子ちゃんを妊娠中も沢山の心配をされたと思います。
私は今の所身体的な問題も無いようです。背が小さくて体のつくりは小さめですが、それは問題にはならないと私の医者には言われました。
一つ最近心配なのが、私は子宮後屈なので、子宮が大きくなるに連れて体の中で今まであった形が変化するようです。そうなると、それにまつわったリスクがもしかしてあるのかなぁと思ったり。今度先生に聞いてみようと思っています。
のんさんのお知り合いのように上に一人居て、妊娠に問題があると言われたら私も減胎すると思います。子供達のためです。
後悔しないようにまだまだたくさんだんなさんと話し合わないといけないと思っています。
お返事ありがとうございました。
2014.12.2 10:54 5
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Nelly(36歳) |
こんにちは!12月に、妊娠が分かり、その後、それぞれの卵子にわかれた三つ子妊娠と分かりました。私の場合は、上に2人の子供がおり、5年くらい3人目を希望しておりましたが、家族の闘病サポートや、仕事などで多忙になり、なかなか授かれずに悩んでいました。整理不順や、私のカラダでは、もう自然に妊娠というのは難しいと、医師に言われ、思い切ってお薬を使いましたが、飲み薬については、子宮内膜を分厚くしてくれるお薬と聞いていて、注射は、妊娠しやすくしてくれるものですよ!と聞いていて、誘発剤とは分かっていませんでした。私は、それに体が異常に反応してしまい、子宮にも水がたまり、大変でした。そんな中、三つ子と分かり、私は、絶句してしまいました。生理がくるたび鬱のような落ち込みから、妊娠で喜んでいた矢先、三つ子。。。色々な不安の中、少し落ち着いていた家族の病がまた悪化していると知り、また、大変な闘病サポートが再開予定。これから、どうなっていくのか分からないということもあり、悩みに悩み、沢山泣いて、考えた末、減胎手術を今週受けます。私は、上の子達の単体妊娠であっても、2回とも、切迫早産で入院歴があり、医師にも、三つ子は母子ともにリスクが大変大きく、減数を勧めますと言われました。単体の方がいいと言われましたが、双子なら、入院を長くすれば、何とか大丈夫でしょうと言われ、大丈夫かもしれない命まで、消してしまうのがどうしてもできなくて、双子で産もうと決めました。三つの心臓の動きを見るたび、涙が出て涙が出て、つわりの辛いときにも、こんなに、辛いのを頑張ってても、赤ちゃんとはサヨナラなんだなと悲しくなったり、残したい赤ちゃんも、流れちゃうかもしれないんだなとまた不安になったり、本当に辛いです。色々なサイトも調べて、色々な意見にも、涙を流し、主人の家族や、その周辺からも、私に対しての、非難の言葉、厳しい意見もたくさんもらい、沢山泣きました。殺される子供の気持ちになったらどうなの?なども、沢山言われました。私の子供です。痛いほど分かってます。2人の子供を育てて、1人ずつでも大変なのに、双子なんて、三つ子なんて、大変なのも分かってます。だからこそ、悩みに悩んでる自分に、厳しい言葉ばかり言われると、本当に辛いです。減数という手段に、反対の方々の気持ちも分かりますが、当の本人になったら、どうでしょうか。それぞれの違った事情があるので、私なら頑張って産む!と言う方もいるでしょうが、全ての人がそんな強い人ばかりでもないし、三つ子でも元気に育ってる子供達がいても、そうでない子達もいるという現実があります。経済面でもそうですが、母体の命も、産んでからの、重い腎臓疾患に悩む人がいる現実など、本人にとっては、本当に大変なことです。色々な意見があって当然ですが、でも、産むのは自分であり、3人ともが障害児になる又は、死産になるリスク、障害児の3人の弟か妹を面倒見ていくことになるかもしれない、上の子達の人生、そして、入院中だけでなくその後の生活にも大きな負担の現実。それらを考え、悩みに悩んだ末の決断です。育てるのは、自分と主人と家族のみんなでの人生です。どうか、決断されたことを、後悔しないように、お互いに、頑張って、無事に赤ちゃん産めるように、頑張りましょうね!!私も、サポートしてくれる家族は近くにはいません。それどころか、闘病サポートしてる側です。でも、頑張ります!三つ子ちゃんのうち、1人は、本当にかわいそうですが、一生、水子供養として弔っていくつもりです。忘れないでしょう。。。同じような現実と向き合う方々への誹謗中傷が、少しでもなくなりますように。。。そして、授かりたくても授かれない方々への治療法が、もっと進み、皆さんの願いが叶いますように。。。
2015.1.5 10:46 7
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ミーコ(34歳) |
ミーコさん
コメントありがとうございます。
ミーコさんがコメントを下さったタイミング、内容共に今の私にとってとても支えになった事を感謝します。
実は私も明日減胎手術を受ける予定です。
2人の専門科医に会い、同じ勧めをされました。
私の場合は双子が胎盤を共有している双子であり、胎盤を共有していない双子に比べると双胎間輸血症候群が加わるのととともに、胎盤の共有率によっては2人の成長の差に大きく影響してくるなどのリスクが加わります。
なので、この場合は三つ子の場合にでも双子の減胎を勧められます。
この様な双子にも特に問題も無く産まれてくる子達も居ます。
週数も十分に持つ可能性もあります。
多少の体重の差があってもこのタイプの双子でも2歳くらいの時点での身体的な成長の差を除いては正常に正規産で生まれてきた一人の子供と大きな差は無いというデータも読みました。
しかし、その一方では双胎間輸血症候群になり早く生まれてしまい、またそれによる障害も負い生後まもなくなくなってしまったり、重症な障害を負って産まれてくる子も居ます。その確立は15から25パーセント。低いと言えば低いですが、4組に1組がなるもの。今は手術方法がありますがそれも期間限定のもの。
結局長い間モニターしてからぎりぎりになって手術をするので成長の差はでてしまいます。
リスクの事ばかりを書いてしまいしたが、リスクはリスクであって健康に生まれてくるという可能性も否定できない。本当にぐるぐると思考が回るばかりで、感情的にもなり、答えもなかなか出ず辛いです。
というのは、専門医にあったときには話の内容から夫婦とも双子を減胎すると言う事で一致したのですが、家に帰って色々と双子の事を調べているうちにやっぱり・・・と言う気になってしまったのです。
それからまた沢山の葛藤とリサーチを涙を流し、もう明日に処置を控えた今は、双子の減胎が8割がたありだと思いますが、まだ迷っています。
リサーチをしていた中で一人の人のブログにたどり着き、その人は今の自分達の状況にあった選択、健康な子を産みたいと言う思いなどから四つ子から一人にしました。他や周りの人に説明する責任感など危惧する必要はない。自分達が育てていく子供で、自分達の人生なのだから。という言葉に、自分も少なからず回りの事を危惧していたと言う事に気がつきました。
周りにサポートもなく自分達だけで頑張っていかなければならない状況、初めての子供、少しでも障害や遅れがあったりする事での苦労を見てきている事などから、やはり双子のリスクをとるのは私達の選択ではないのではないかという結論に至りつつあります。
本当に辛い思いをしています。せっかく妊娠できたのに喜びきれて居ない自分が居る事を感じていました。
一人にするのかと考えたときに少しでも気が楽になって先が楽しみに思えた事は否めません。
それでもその気持ちの裏側には2人を犠牲にする事への罪悪感は一生消える事は無いでしょう。
これは私達が背負っていかなければいけない命に換えた軽い重荷なのだと思います。二人の犠牲に比べれば大したことが無いと思います。
自分の気持ちをまとめるだけのような文章になってしまいましたが、それでも自分にとって助かりました。
この機会を与えてもらえた事にも感謝します。
ミーコさん、闘病の看病は本当に大変ですよね。私は看護師なのでどれだけ家族が大変な思いをしているのか身近で見ているので分かります。
その中での悲しみと苦痛と難しい決断をするのは計り知れないストレスがあったと思います。
どうぞ妊婦の体も精神も十分に気を使いながらのサポートができますように・・・。
批判をする人が居るのは仕方ないと思います。感情的になっていまうので、このトピックは特に・・・。でも、ミーコさんの立場や気持ちを考えずにただ感情的にコメントをするだけの人の事は右から左へ聞き流すくらいの気持ちでいいと思います。
ミーコさんはすでに自分で葛藤していらっしゃるのですから、他人からの心無い言葉でさらに心が重くならないといいのですが。
この決断をするからには強くならないといけないと思わずにはいられません。残りの赤ちゃんの為にもストレスを跳ね返すくらいの強さをもって今後の妊娠生活を過ごして行きたいと思います。
もしこの掲示板がどなたか同じ状況にある方の目に届き、一人じゃないんだと言うサポートになってもらえたら少しでも幸いです。
明日の手術、きっと感情の渦にあると思います。でも、主人と2人で支えあって乗り越えたいと思います。
支離滅裂な文章でしつれいしました。
2015.1.6 14:50 10
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Nelly(36歳) |
お返事について
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