出産経験者の8割は、元の体型に戻れない!? 原因は骨盤にあった
コラム 妊娠・出産
出産後は、きちんと骨盤ケアを
出産後、ひと段落ついて気になるのが、産後の体型。元のボディラインに戻すために、みなさんいろいろと試されているのではないでしょうか。特に骨盤に関しては、「広がったまま戻らないのでは?」と心配になるママも多いでしょう。
体重が戻っても、8割の出産経験者は「体形は戻らなかった」とコメントしている、というデータもありますので、是非適切な時期に効果的な骨盤ケアを行って、妊娠前の体形に戻したいですね。
妊娠前からの歪みや、姿勢の癖が最大の負担!
妊娠中に広がった骨盤は、自然の力で産後3〜4カ月をかけてゆっくり元の正常な位置に戻ろうとします。しかし多くの場合、妊娠前から何らかのゆがみがあったり、骨盤が戻りきる前に横座りや足を組んだりすることで骨盤に負担がかかり、きちんと戻らなくなってしまうのです。
骨盤がゆがむと体重は戻っても前の服が入らなくなったり、骨盤周辺の血の巡りが悪くなって下腹が出っ張ってしまったり...。太りやすくなるという説もありますね。
骨盤矯正は産後2カ月から、ようすをみて
でも、焦らないでください。悪露(おろ)が出たり、体の疲労が著しい産後1カ月は、骨盤矯正などはせずゆっくり休みましょう。締め付けの強い衣服を身に着けることで本来、体の外に排出されるべきものが出なくなってしまうことがあるので要注意。産後2カ月を過ぎて、産後の肥立ち(ひだち)に特に問題がなければ、骨盤矯正をはじめてもいいでしょう。
効果的な骨盤矯正、2つの方法
1:矯正下着でしっかり補正
手軽なのは骨盤ベルトや骨盤矯正専用の下着を身に着ける方法。自宅で赤ちゃんを見ながら骨盤矯正ができるというメリットがあります。ただし、使用の際は必ずフィッティングを。あまりにきついもの、体に合わないものはかえって体の負担となるので、避けるようにしましょう。
2:エクササイズで骨盤矯正
また、骨盤体操、スクワットなども専用の本などが多く出回っていますので、試してみるのも良い方法です。加えて、産後は昼夜ない赤ちゃんのお世話で、女性は心身ともに疲れ果てる時期でもあります。ご主人や親戚、お友達など、信頼できる方がいれば、たまには赤ちゃんをお願いして、一人で外出し、プロの骨盤矯正のマッサージを受けられるのもおすすめですよ。
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