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体外受精で基本的なこと

専門医Q&A 女性の健康

体外受精で基本的なこと

2013.6.30

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AOIさん(44歳)

はじめまして お願いします。
今回質問させていただきたいのは、体外受精にステップアップするにあたり、医師の方の説明と同意の部分です。
夫婦で来院し、冊子に書いてある内容に沿って説明を受けました。排卵誘発については毎日注射を必要とありましたが、通院の必要について記載も説明もなかったのですが、それは当然自己注射も可能ととり、私も確認は行いませんでした。いざ明日から、HMG注射を10日前後の予定で開始するという段階で毎日の通院を伝えられた為、仕事の都合を調整していないこともあり、自己注射を希望しましたが、注文日でないため取り寄せられないといわれ、治療が中断となりました。どうしても中断は避けたかったので他の手段をお願いしましたが、もうご機嫌損ねているようで、どうにもならず、半年かけてようやくたどり着いたスタートラインから外れざる得ないことになりました。自己注射の道がないとは、おもえなかったのですが、説明と同意の段階で通院が可能かどうか医師の方には確認していただきたかったのですが、専門看護師のコーディネーターの存在も産休で不在とのことで全てにおいて医師との良好コミュニケーションの元、進行していく状況で、不自由を感じながらのTRYだったのですが、残念でなりません。通院できない患者側だけの問題だったのでしょうか?


お話を伺った先生のご紹介

藤野祐司 先生 (なかむらレディースクリニック)


1979年
大阪市立大学医学部卒業

1985年
大阪市立大学医学部大学院医学研究科外科系修了
     新千里病院(現済生会千里病院)産婦人科勤務
1988年
大阪市立大学医学部産科婦人科学教室助手

1989~1990年
UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)留学

1993年
大阪市立大学医学部産科婦人科学教室講師

1997年
藤野婦人科クリニック院長・大阪市立大学医学部非常勤講師


医学博士 日本産科婦人科学会専門医
     日本生殖医学会生殖医療指導医

日本産科婦人科学会会員・日本生殖医学会評議員・日本受精着床学会評議員
アメリカ生殖医学会会員・ヨーロッパヒト生殖医学会会員



≫ なかむらレディースクリニック

自己注射にはペンの形をした特殊な注射器が必要となります。
また、使用できる注射液もre-FSHのみと少し特殊になります。
今後の方針を充分ご相談される事をお勧めします。


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