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【Q&A】採卵できるようになるには-北村先生

専門医Q&A 不妊治療

【Q&A】採卵できるようになるには-北村先生

早期卵巣機能不全と診断され、採卵にも至らず、どうしたら良いでしょう? 明大前アートクリニックの北村誠司先生にお答えいただきました。

2020.1.19

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相談者:mintoさん(30歳)



採卵できるようになるには
結婚して一年が経つ30歳女です。
約8年前、早期卵巣機能不全と診断されました。
結婚してすぐに東京の専門病院まで福岡から通い、半年頑張りましたが採卵にも至りませんでした。
私はまだ諦めたくないので再度治療を始めるべく貯金しています。
6歳年上の夫は、子どもが欲しいが自分が60歳になる時に子どもが成人できるようにしたいと言っています。なので、逆算すると残り4年しか不妊治療ができません。
夫は養子を考えているそうですが、私は自分の子どもを産みたいです。
今は漢方や薬を飲みながら普段の生活を気をつけてはいますが、あるかどうか分からない卵子をあと4年以内に育たせるには、どうするのが一般的なのでしょうか。
注射を打ちながら育つのを待つだけではなく、何か他に方法がないのか模索しています。



北村先生からの回答




東京の専門施設に通っていたなら既に経験済みかもしれませんが、早期卵巣機能不全のケースで卵子を育てる方法としては、プレマリンやブセレキュアを一定期間使用してLHやFSHを低下させ、卵子が育ち易い状態を作るものがあります。

あとは卵胞活性化療法も選択肢になると思われます。これは、卵巣を手術で部分切除して細かくし、卵胞を活性化する溶液に漬けてから卵巣等の体の一部に移植(戻して)して卵胞発育を促す方法です。


 



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お話を伺った先生のご紹介

北村 誠司先生


荻窪・虹クリニック院長を経て、2018年2月に「明大前アートクリニック」を開院。
1989年より、IVF及び内視鏡下手術に従事。子宮鏡下手術による胚移植の改善、腹腔鏡下手術による子宮筋腫、内膜症の解消・改善を図ると同時に、妊娠困難症例に対しても新しい治療法を取り入れている。また、クリニックでは男性不妊も含めた高度生殖医療にも対応。新しいクリニックは白を基調としたスタイリッシュな雰囲気。最近、スポーツバイクを購入し、通勤されているという快活な先生です。


≫ 明大前アートクリニック

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